内容説明
黄、緑、青、ピンク―。心惹かれる純喫茶の定番メニュー、宝石のように輝く色とりどりのクリームソーダを集めたアルバム。
目次
COFFEE ROOMきくち(北海道函館市)
純喫茶サモワール(秋田県由利本荘市)
クレオパトラ(青森県青森市)
どんぐり(宮城県仙台市)
gion(東京都杉並区)
旅苑(山梨県都留市)
味の珈琲屋さぼうる(東京都千代田区)
コンパル(群馬県高崎市)
純喫茶モデル(神奈川県横浜市)
喫茶クラウン(埼玉県川口市)〔ほか〕
著者等紹介
難波里奈[ナンバリナ]
東京喫茶店研究所二代目所長。東京を中心に全国の純喫茶を巡り、2012年には初の著書『純喫茶コレクション』を上梓。また雑誌への寄稿やテレビ、ラジオ番組、トークイベントなどにおいて純喫茶の魅力を広めている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ちなぽむ and ぽむの助 @ 休止中
157
クリームソーダってとくべつな飲みものなの。おうちでも飲めるけど、そうじゃない。本を読んで落ち着けるような純喫茶にその名前をみつけるとどうしても頼みたくてうずうず。お洒落なものも昔なつかしな感じのものも、どっちも違ってどっちもよいのです。全国の喫茶店が紹介されてるのでわざわざ行きたい気もするし、旅の偶然の出会いを期待したい気もする。氷とバニラアイスとソーダのあいだのシャリッてしたとこ、好きです。2020/07/03
そら
73
読み友さんからのレビューで発掘した本。涼しげなビジュアルとシャボン液を思い出すようなあのグリーン、アイスがシュワシュワしながら口のなかで甘く弾ける感覚と喉ごし。コーラにバニラアイスをのせて自家製フロートを楽しんだこの夏。私はクリームソーダが大好き!と勝手に宣言してみる。この本では昭和からの歴史があるレトロでオシャレな全国の喫茶店と共に、その店ならではのクリームソーダを写真満載で紹介していて、見ているだけで癒された。こういう時、地方住みだとちょっと切ない。旅行に行ったとき、ぜひ訪れてみたい。私には宝物な本!2022/10/01
旅するランナー
68
北は北海道から南は鹿児島まで、全国の純喫茶で出されるクリームソーダをご紹介。一口にクリームソーダと言っても、いろいろあるものですネ。まさに十杯十色。確かに100の純喫茶があれば100人のマスターやママがいて、長い年月に培われた深い味わいが存在する。長崎の珈琲冨士男のレジとか懐かしなぁ…2019/01/24
へくとぱすかる
63
あの透き通った緑色が、子どものころのあこがれの飲み物でした。初めて飲んだとき、もう18になっていました。それからは、なぜかコーヒーを飲むことが多くなってしまいましたが、時々クリームソーダを注文するとき、あの頃のあこがれを思い出します。店が変わればクリームソーダも変わる。どれひとつとして同じものがないことに驚きます。マスターや家族の人々が支えてきた店の個性と歴史がこの飲み物に表れているんですね。コーヒーの本はあまたあるけれど、これは珍しい。本当にクリームソーダをたずねて、純喫茶めぐりをしたくなりました。2024/05/06
♡ぷらだ♡お休み中😌🌃💤
62
表紙のエメラルドグリーンのクリームソーダにつられて手にとった1冊。日本全国の38の純喫茶のクリームソーダを紹介。中には、東京の「さぼうる」のようにグリーンだけでなく、ブルー、ピンク、イエローなど6種類ものクリームソーダがあるお店も。目で味わいたいと6色すべて注文する人もいるという。クリームソーダとお店があればその数だけドラマがある。マスターやママたちのこだわりや想いなどを感じながら、まずは近くの大阪や京都のお店から足を運んでみたい。2019/09/18