内容説明
クジャクはどんな時に尾羽を開くの?なぜフラミンゴは片足で立っているの?ダチョウはもともとどこに住んでいたの?ツバメはなぜ冬は沼の底に潜んでいると信じられていたの?アルザスのコウノトリは何のシンボル?ワシは最大どれくらいの距離から獲物を見つけることができるの?ミミズクはなぜ縁起が悪いとされているの?カササギは本当にものを盗むの?キツツキはなぜ木をつつくの?本書は、とりに関するさまざまな疑問に答える「とりの事典」です。かつてフランスに大ブームを巻き起こした、貴重で珍しいクロモカードのレトロかわいいイラストが、それぞれのページを飾り、コレクションにも欲しい手のひらサイズの愛くるしい1冊となっています。
目次
はてしない鳥の物語
イヌワシ
ワタリアホウドリ
ヒバリ
コンゴウインコ
ダチョウ
ソリハシセイタカシギ
タシギ
ハクセキレイ
ウソ〔ほか〕
著者等紹介
ジャンケリオヴィッチ,アンヌ[ジャンケリオヴィッチ,アンヌ] [Jankeliowitch,Anne]
環境が専門のエンジニア。数年にわたり、世界自然保護基金やグリンピースに参加し、フランス内外における自然保護活動を行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
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感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
らん
18
鳥は詳しくないけど楽しめました。ウタツグミのページが可愛らしくてお気に入り。3月〜8月の求愛の季節にはフルートのような澄んだメロディーを奏でるらい♪カケスやツグミが行う蟻浴、寄生虫から羽を守るためでも想像するとちょっと怖い。日本の新幹線はトンネル侵入時の風圧を緩和するため、カワセミのくちばしをヒントに設計されているそう。ジャワアナツバメの巣は滋養強壮があるとしてスープにして食べるために採取されるみたいだけれど、こういうのって最初に食べようと思った人すごいなといつも感心してしまいます。一度は味わってみたい!2023/05/29
花林糖
15
手のひらサイズの可愛らしい事典。レトロで緻密な鳥の絵がとても好みです。本格的な鳥の図鑑の様な堅苦しさのない説明も◎。装丁も重厚さがあり素敵です。2020/08/04
ふみ
3
かわいーーい!挿絵も、解説も。生物学的な観点からだけでなく、文学的な観点からのコメントが多くて読んでて楽しかった。ソリハシセイタカシギとニシツノメドリが見た目が可愛くてお気に入り。この本、手元におきたいなぁ。2025/01/28
みやび
2
装丁が素敵すぎる可愛らしいとりの事典。サイズも小さく持ち歩いて読むにも最適。写真はないけれど1ページ1ページ丁寧に描かれた絵にどれも見入魅入ってしまう。派手な鳥。地味な鳥。一度つがいになったら死ぬまで同じ相手とつがう鳥もいればとっかえひっかえで伴侶を変える鳥もいる。子育てにも一生懸命だったり雄が抱卵する種もいたり。鳥の個性もいろいろだ。このシリーズ他のも全部読んでみたい。2020/01/11
夏鳥
1
外装も美しいが、中も可愛らしく美しい。小さな本だが、一羽一羽の生態が簡潔にまとめられていて読みやすい。愛くるしい本だと思う。2022/03/13