内容説明
陰影で立体感を出した文字＝シャドウ・タイプは全てのデザインをドラマチックに変身させる。クリエイター必見の立体文字資料集、決定版。ヨーロッパとアメリカから、３００点以上の優れたシャドウ・タイプの作例を集めて紹介。デザイン専門誌からお菓子のラベル等まで、埋もれた資料から発掘された用途も表現も多彩なデザイン。
目次
アメリカ―富と力を体現した立体文字
イタリア―ローマの大理石からモダニストまで
フランス―華麗な視覚トリック
ドイツ―重々しくドラマチックな演出
イギリス―伝統書体の根強い人気
その他の国々―様式を超えた演出
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
hirokoshi
1
「新聞はオワコン」と言われて久しいのだけど、そもそも印刷技術が発明された段階で「活字によって建築も彫刻も枯れた」なんて、いつの時代も新しいものが出てくるとそんなん言われるんだなあ。「陰影のある書体は、活字におけるトロンプ・ルイユ（騙し絵）」ってなんかロマンチック。立体に特化した、いろんな商品や看板に使われたレタリングの本。どれもめっちゃかっこよかった〜！2025/05/02
