内容説明
人々の最良の友である馬たちの、エレガントで強く美しい姿を存分に楽しめる本書。甲胄を着込んだ中世の騎士を乗せたほどの力持ちで、穏やかな巨人と称されるシャイアーや、最も古く最も純血な品種であるアラブ、そして魅惑的な斑点馬体のアパルーサなど、固有の魅力を放つ、世界の40のチャンピオン馬の麗しい姿が品種データとともに楽しめます。
目次
馬たち
ルポルタージュ
用語解説
ホース・ショー情報
関連協会
著者等紹介
ライト,リズ[ライト,リズ] [Wright,Liz]
雑誌『スモールホルダー』の編集を25年以上手がけ、小農場および家禽についての本の著者でもある。幼い頃からの馬好きで、現在はウェルシュ・ポニーをショーで披露し、またエクスムア・ポニーも飼育している。ショーの審査員も務め、ほとんどの品種とタイプを網羅する演技とイン・ハンドの両クラスで、その確かな目を駆使している
小宮輝之[コミヤテルユキ]
1947年生まれ。1972年、多摩動物公園に就職、日本産動物や家畜を担当。2004年から2011年まで上野動物園園長を務め、在職中は日本在来家畜や家禽の飼育に力を入れる。現在、明治大学、東京農業大学、宇都宮大学講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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フクミミ
9
各種類のチャンピオン・ホースという事で、いづれも選び抜かれた美しい馬ばかり。 イギリス原産の馬が多いので、英国で乗馬をはじめ馬を使ったスポーツが盛んなのにも頷ける。ポニーにいろんな種類があるとは知らなかった。写真で見るとポニーの身体の小ささがわかりにくい。(体高は書いてあるが)ポニーとは思えないとても立派な馬に見えるのだ。(私にポニーの知識が無いだけなのだが) 人が手を掛けた馬の美しさが堪能できる一冊。2016/10/28
シュウ
5
美しい馬。こんなに多くの種がいたとは知らなかった。2017/10/15
彩灯尋
5
特徴、原産地、用途などいろいろな情報が載せられているのでとても分かりやすい上に美しい。中でもたてがみが長いのが本当に好き。デールズ、レスキューホース、フリージアンがイケメンすぎてつらい(笑)いちばんの好みは前髪で顔が半分隠れているギャルゲーの主人公みたいな見た目をしているデールズです←2017/03/05
小早川
2
帰り際に借りた本。所有者から歯の話を聞いたあとだったからか、歯に意識と目が向いてしまう。2020/02/08
ぱちょ
2
みんなこっち見てる。きれいにしてもらってみんな素敵。レスキュー・ホースって虐待や劣悪な環境から救出された馬も紹介されてました。2015/12/17