目次
1 中心を描くということ(花の形を描く;水彩で描く;うまくにじみましたか?;向きの違う花を描く)
2 手前と奥とで色を変えること(ひと枝の桜を描く;花びらの薄さを描く;花の並びを描く)
3 描き順のセオリーを知ること(上向きの花・下向きの花;茎・葉・枝;どこから描きますか?;花のメモスケッチ)
4 セオリーを生かしてバラを描く(バラを下描きします;バラの花色を描きます;使った色のメモ;バラ園へスケッチに出かけます)
5 背景を上手く使えること(ユリの中心;背景を「入れる」と「入れない」の違い;小さな背景から始めてみる;小さな花の集まりをラクに描く方法)
5つのステップまとめのレッスン(いっしょにコスモスを描いてみましょう;描きたい花はありますか?)
巻末付録12か月の花
著者等紹介
中村愛[ナカムラアイ]
1980年埼玉県生まれ。2004年東京藝術大学美術学部絵画科日本画専攻卒業。2006年東京藝術大学大学院美術研究科日本画修士課程修了、新生展新生賞。2007年松柏美術館花鳥画展優秀賞。2009年東京藝術大学大学院美術研究科博士後期課程修了。2010年東京藝術大学美術学部絵画科日本画教育研究助手、国宝「源氏物語絵巻」模写事業。東急セミナーBE自由が丘校で校師をつとめる。絵画教室アトリエAI主宰(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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galoisbaobab
12
1)物理的な構造を理解することで"自然"な絵となる 2)手前と奥は光の当たり方が違っているはずだから色も違うし、距離が違うので絞りでボケ方も変わる。ここは描く人の世界認識を反映させる。 3)セオリーがよくわからなかった。位相幾何学的な同相性を使って形の抽象度を上げた状態で”中心”を意識して中心から描くってことかな。しかし個別に意識が集中するとゲシュタルト崩壊する。 4)奥の方から描く? 5)背景は同色でぼかすか「こんな色の海にこいつがいたら最高」と思える色を使って対象の輪郭を浮き上がらせるようにする。2018/05/27
みーこ
1
★★★★★2018/06/12