内容説明
藍染め、絞り染め、縞の織り…それぞれに特徴的な6種類の伝統木綿を素材に、いろいろなハンドメイドを紹介。反物の幅を活かして、多くが直線裁ち、直線縫いでつくれるようにデザイン。ウエア9点のすぐに使える実物大型紙つき。
目次
会津木綿―普段着や野良着として愛された一年中快適な木綿
有松・鳴海絞り―東海道をゆく旅人を魅了したさわやかな絞り模様
伊勢木綿―伊勢商人の繁栄の原動力になった良質な木綿
近江木綿―この道60年の職人が守り続ける、伝統の藍染め
久留米絣―濃藍と多彩な柄が最大の特徴。日本三大絣のひとつ
松阪木綿―江戸庶民のおしゃれ着として一世を風靡した粋な縞
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
ゆき
1
各地の伝統木綿(会津木綿、有松鳴海絞り、伊勢木綿、近江木綿、久留米絣、松阪木綿)の紹介とともに服や小物の作り方が掲載されている。基本のテクニックや縫い代の始末の仕方や襟ぐりの始末のやり方もあり。2022/07/20
しまめじ
1
国産木綿に特化した本って珍しいんじゃないのかな。紹介されているどのメーカーも最後の一社とか最後の一軒とかで、今やってる人がいなくなったら終わってしまう技術で作られているものばかりなのがなぁ…ちょっと怖い気がする。服のデザインはどれもシンプルで、他にも応用が効きそうなものばかりなのが嬉しい。藍染めの布で服作ってみたいよなぁ…大人用の手作り服って7、8年は余裕で着られるので(好きな布で作ってるし、縫い方判ってるから直せるので当然だけど)やっぱりいい生地を選びたいなーということを改めて思いますわ2013/10/05
つらら@道東民
1
洗えば洗うほど味わいが出てくる日本の木綿。それを生かすようにシンプルなデザインのバッグや服が素敵。古い浴衣なども作り替えてみようかな。型紙付き。2013/09/03