内容説明
柳宗悦が「民藝」という言葉をつくってから80余年―いまを生きる日本の手仕事をめぐる旅がはじまります。
目次
1時間目 旅立つ前に知っておきたいうつわのあれこれ―うつわの基礎知識(突然ですが、問題です。これって民藝?;キーワードで読み解く民藝と、民藝のうつわ;全国民窯マップ ほか)
2時間目 いまの民藝を探しに行こう―産地を訪ねて、うつわを知る(琉球王国の歴史と沖縄の大地が育んだ情熱の結晶―沖縄の民窯(沖縄県)
地元の原料だけを使い薩摩民窯の伝統を現代に伝える―龍門司焼(鹿児島県)
昔の面影、風習をいまに伝える民藝の心の古里―小鹿田焼(大分県) ほか)
3時間目 暮らしに寄り添う美しいものを見つけよう―うつわを選ぶ、うつわを使う(先生に質問1 どんなうつわから買えばいい?;先生に質問2 良品を見分けるコツって何でしょう?;先生に質問3 どんなうつわを使ってますか? ほか)
著者等紹介
久野恵一[クノケイイチ]
手仕事フォーラム代表。地域手仕事文化研究所主宰。もやい工藝店主。1947年生まれ。武蔵野美術大学在学中に民俗学者・宮本常一に師事。松本民藝家具の創始者・池田三四郎との出会いをきっかけに民藝の世界へ。大学卒業後、仲間5人と「もやい工藝」をはじめ、その後独立。北鎌倉を経て現在の鎌倉市佐助に店舗を構える。40年にわたり1年の3分の2は手仕事の産地をめぐり、買いつけや調査、職人をプロデュースする活動を続けてきた。2011年まで日本民藝協会の常任理事を務め、現代の民藝運動と積極的に関わる
萩原健太郎[ハギハラケンタロウ]
ライター・フォトグラファー。1972年生まれ。大阪府出身。関西学院大学卒業。株式会社アクタス勤務、デンマーク留学などを経て2007年独立。デザイン、インテリア、北欧、建築、手仕事などのジャンルの執筆を中心に活動中。久野さんとは雑誌の取材がきっかけで出会い、手仕事、民藝に関心を抱く(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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