内容説明
「ゆかたって自分で作れるのかしら?ムヅカしそう。でも自分で縫えたらステキ。」「着物やゆかたが欲しいけど、好きなのが見つからないの。」「ミシンでお針子仕事が大好き。」そんな方にはこの本がぴったり。洋服用の好きな生地を選び、ミシンでまっすぐに縫うだけ。本格的な和裁の知識なしで、あなただけの単衣着物・ゆかた、半幅帯ができあがります。
目次
やまもとゆみの着物をたのしむ
帯と小物のたのしみかた
ミシンで着物を縫う―単衣着物の仕立て方
さあ、作ってみましょう
きちんと着る、基本を知る美しい着物のきかた
著者等紹介
やまもとゆみ[ヤマモトユミ]
着物作家。NTT勤務を経て独立。「KIMONO姫」(祥伝社刊)の創刊に編集として参加し、自身のブランド「うれし屋」を立ち上げる。2005年よりブランド名を本名「yamamoto yumi」に変更(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Moemi
22
『下鴨アンティーク』の新刊を読んでから着物を着たい病にかかっていたため、図書館で借りてしまいました。ミシンで着物を縫うというのは本格的な和裁の先生からしたらびっくりするようなことなんでしょうが、私のように着物とは縁のない生活をしている人間にとっては目から鱗が落ちる気分でした。そしてコーディネイトがあまりにも可愛くて見ているだけでうっとりしてしまいます。やまもとゆみさんの作品が見られる他の本も読んでみたいです。2016/08/05
ひめありす@灯れ松明の火
19
やまもとゆみさんの着物本は二冊目。変わらずガーリーで和洋ごっちゃになっている布の選び方が素敵です。外国のコットンで作ってある者が特に素敵。子供服用の生地が多いのかしら?大柄で色づかいも可愛らしいものが多くて、見ているだけでも楽しくなります。あとはカーテン生地で作ってある帯たち。しっかりした作りの帯は結びやすそうだし模様も面白いものが多くていいなあと思います。一番のお気に入りは表紙の真っ黒な着物に合わせた、巴里っぽい模様の帯です。これはやっぱり色無地と合わせたいなあ。でもごっちゃに着るのもきっと可愛い。2012/01/09
バニラ風味
14
表紙写真のような、とてもラブリーな組み合わせの着物&帯の作り方。半衿もとてもキュート。柄としては10代~20代向けなので、若いと、こんなかわいいのが着られるんだなあ…(もっと若い時から着たかった)と思いました。でも、着物を洋服の一部と考えての作り方は、詳しくて判りやすいです。Mサイズの型紙もついています。巻末の美しい着物の着方(イラスト)も、読みやすく、ふむふむとうなづくことしきり。2015/11/04
きなこ
10
着物と帯の合わせ方がとても素敵。見てるだけでも楽しい。真似できないなと思うけど、いい柄の生地が見つけられたら作ってみたい。2014/05/03
G-dark
8
自分の体にぴったり合う着物を作りたい。和洋MIXのカジュアルな単衣が欲しい。ミシンで着物や半幅帯や作り帯を縫いたい。ノーモアシンプル!KAWAII至上主義。という方におすすめの本。うさぎ柄、ドット、タータンチェック、或いは大胆に赤と黒を使うなど自由な発想のデザインが載っています。特に半襟が素敵!黒地に白く薔薇を刺繍したもの、麻生地にレース編みモチーフを付けたもの、ピンクとブルーのギンガムチェックを組み合わせた上に薔薇を刺繍したものなど。リカちゃん人形を着せ替える時のようなワクワク感をこの本から感じます。2017/02/25