内容説明
水彩の技法に「これが正解」というものはありません。ひとつのモチーフに対してふたりのプロの画家が用いる技法にはあなたの水彩画力を向上させるコツやヒントが溢れています。さまざまな構想のアイデアや多彩な技法を見比べ、あなただけの水彩画道を極めてください。
目次
道具と画材
スケッチ法
スケッチの画材
色
構図
技法
技法を比較しよう(海の風景;カフェの室内;鹿の森;ロッキー山脈;花;菜の花畑;静物画・梨;日没;水面に映る水車小屋;地中海風の壁;ラベンダー畑;男とボード)
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
愛 飢男
20
文字通り水彩画を上手く描くためのテクニックを余すことなく披露した本。にじみ、ぼかしという初歩的な事から蝋や塩はたまた霧吹きを使うなど初心者が考えつかないツールも非常に参考になります。 後半は一つのモチーフを二人の画家が描いて行く手順を展開。 なるほどこの様に描いて行くのかーぁと納得。図書館本だけど手元に置いておきたいと思わせる本。2016/12/02
じょな
3
海外の画家さんばっかり 同じモチーフを二人の画家が描いてゆくメイキング集 こんなにも描き方が違うのか!と驚かされる タッチも全く異なり画家の自由な発想に、思わず真似したくなるが、上級者向けだなーと。ポップな洋梨の絵 最初に紫系で下塗りしていたとは!目からウロコのメイキングだった2014/05/10
Enju35
1
じっくり絵を描きたい。言い訳ばかりではダメだなぁ。(笑)2019/09/24
7-o
1
1景色に対し、2人の作家のメイキングで語られる水彩技法の本。作家も複数いるので、技法やメイキングの豊富さのほかに、人によってこんなにも捉え方が違う、と紙面で実感できます。これで2000円は安いわーと思いました。ただ、初心者向けではなく、もう少し欲張りたくなった人向けだと思います。買ってよかった。2009/10/22