内容説明
本書は、カメラをスケッチブック代わりにして、新たな作品へのインスピレーションを与えてくれる題材を収集し、活用するための、さまざまなテクニックを網羅したアーティスト必携の実践ガイドブックです。絵のテーマになるモチーフを的確に見出し、絵を描くのに必要な情報を引き出すための写真技術を詳しく解説。写真から効果的な構図を組み立てるための工程を解説し、それに必要なさまざまなテクニックを伝授。8人の画家のさまざまな画材による作品を通して、写真から完成にいたるまでの工程を、段階を追って解説。実際の色をどのように記録したらよいか、写真から正確に絵を起こすにはどうすればよいかといった、プロのアーティストたちの実践的なアドバイスや、テレビからスチール写真を撮るためのテクニックなど、写真技術の専門的なテクニックも掲載。
目次
カメラを選ぶ(カメラのタイプ;レンズ;フィルムの露出)
カメラをスケッチブックとして使う(観察と構想;視点の選び方;構図 ほか)
描き始める前の準備(写真を編集する;写真を組み合わせる;カメラによる歪み ほか)
写真から絵画へ(自然光の効果をものにする;アーティスト・ギャラリー:静物;模様やディテールを描く ほか)