目次
マルクスの構想力
1 疎外論のマルクス(疎外論の基本的な枠組み;疎外された労働と疎外された交通;「物」の原理としての功利性への批判―『経済学・哲学手稿』の照準;疎外論とイデオロギー―『ドイツ・イデオロギー』のヘゲモニー論的読解から;『経済学批判要綱』における疎外と物象化;発生と形式―物象化の系譜学としての「価値形態論」)
2 21世紀へのマルクスの射程(グローバル化と不均等発展―マルクスの「生産」概念の継承として;新古典派およびケインズ経済学における労働者像;倫理と市場―社会的交通の疎外の諸相;マルクス宗教論の射程―「ユダヤ人問題によせて」を中心に;マルクスからの希望をつなぐ―エーリッヒ・フロムの「在る」ことへのまなざし)
著者等紹介
岩佐茂[イワサシゲル]
1946年生まれ、一橋大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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