内容説明
本書は透明水彩の魅力となる色調のみずみずしさを引き出すことに、こだわりをもって執筆しました。花や果実、野菜などそれぞれのモチーフが、透明水彩本来のみずみずしい色調を失うことなく表現できるように、彩色の手順を追って図版で示しています。果実や野菜などは単体として描き、その彩色方法を解説しましたので、透明水彩を始めようとする人たちはもちろん、絵手紙を描こうとする人たちにも役立つことと思います。
目次
1章 彩色の基本(みずみずしい彩色をするために;濡れているうちに彩色しよう;にじみの効果を生かそう ほか)
2章 果物を描く(モモ―やわらかい質感をにじみで表現;カキ―ツヤのある皮を表現;リンゴ―丸い果実は色調とハイライトの強さで描く ほか)
3章 花を描く(カーネーション―複雑そうな花もまとまりをつかめば簡単;チューリップ―絹のような光沢のある花びらを表現;ガーベラ―陰の色を効かせて花びらの重なりを表す ほか)
4章 野菜を描く(ダイコン―白さの表現は淡いグレーが決め手;ナガネギ―緑に対比する白地を生かそう;セロリ ほか)
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