内容説明
竹久夢二は、恋人笠井彦乃とのあいだで、互いに「山」「川」という合い言葉で呼び合っていたことがある。本書『夢二抄』は、そのことにならって「山の巻」「川の巻」とし、絵画のほか詩文にも魅力ある才をみせる、いわばマルチアーティスト竹久夢二の多彩な世界を、二巻構成で抄録する。「川の巻」は絵画作品と、詩・歌・小説などの文芸作品を収める。
竹久夢二は、恋人笠井彦乃とのあいだで、互いに「山」「川」という合い言葉で呼び合っていたことがある。本書『夢二抄』は、そのことにならって「山の巻」「川の巻」とし、絵画のほか詩文にも魅力ある才をみせる、いわばマルチアーティスト竹久夢二の多彩な世界を、二巻構成で抄録する。「川の巻」は絵画作品と、詩・歌・小説などの文芸作品を収める。