内容説明
お母さんのひざの上で読んでもらった思い出がある方もいるでしょう。なつかしいお話とまぶしい影絵の世界。暮しの手帖の人気連載がここに甦ります。
著者等紹介
藤城清治[フジシロセイジ]
1924年東京生まれ。影絵作家。慶應義塾大学在学中から人形劇の活動を始め、卒業後、ジュヌ・パントル(後の木馬座)を結成。『暮しの手帖』初代編集長・花森安治との出会いから影絵のお話作りに取り組む。花森安治没後8年にわたって『暮しの手帖』の表紙画を描く。旺盛な創作活動で、国内外でいくつもの展覧会を開催。2013年、栃木県那須高原に藤城清治美術館をオープン。現在、近くで新美術館の建設を進めている。紫綬褒章、勲四等旭日小綬章、日本児童文芸家協会児童文化特別功労賞等を受賞(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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starbro
131
藤城清治、百寿のお祝い出版、藤城清治の絵本は、初読です。美しく素晴らしい影絵の世界、オススメは「王さまの塔」となります。MISIAもお気に入りとのことです。 https://www.kurashi-no-techo.co.jp/blog/bookinfo/202410302024/11/05
ひろさん
13
藤城清治100歳の記念として、創刊号から縁があって、暮しの手帖に作品を掲載していた業績を称えて、暮しの手帖社が影絵の傑作選を編集。 これまで雑誌に掲載後単行本に収録されていないお話カラー作3作とモノクロ1作。 素敵な挿絵で子供ではなく大人の鑑賞にも相応しい絵本。 藤城清治さんは原画展などで作品はよく見ますが、やはり絵本として読むのが1番魅力が引き出されているとおもいます。 2025/03/01
遠い日
5
藤城清治さんが2024年4月に100歳を迎えたことを記念して、雑誌「暮しの手帖」に連載していた作品の中からカラー影絵を3点、モノクロ影絵を1点、傑作選として編んだものが本書。(外国の民話がカラー影絵として3点、日本民話がモノクロ影絵で1点)異なる味わいの民話で、絵の世界に引き込まれながら、子どもの頃ブラウン管のテレビで見た、ちょっと怖さをたたえた藤城さんの絵のあれこれを思い出しました。2025/01/12
読書の鬼-ヤンマ
1
2024年10月29日第1刷、図書館本。2024年12月14日テレビ東京:”新美の巨人たち”を視た。①新美の巨人たち:毎週視聴。②歌手MISIA:ファンだ。③暮らしの手帖:大昔、実家が購読。藤城清治氏=①+②で藤城氏を知る。③で氏の切り絵を見た記憶は無い。本書、図書館の”話題コーナー”で発見。製作順に花のお城(7作モロクロ):1955年→りこうな小ジカ(5作草木が子細):1989年→魔女の赤い帽子(5作):1992年→王さまの塔(5作):1994年。切り絵に見えず。影絵も見たい。眼:人も動物も同じ眼・・。2025/01/14
必殺!パート仕事人
1
影絵の絵本という感じでした。2024/12/06