内容説明
気取りのない料理が、何よりもおいしい。『暮しの手帖』で連載12年目を迎えた大人気エッセイ第2集。料理家・高山なおみさんの暮らしから生まれたレシピ120品あまり。
目次
ヨーグルトの冷たいスープ&冷やだし豆腐ご飯
気ぬけアイスカフェ・ラテ
ちくわの天ぷら蕎麦
枝豆と鶏肉の炒め物
自家製アジの干物
桜大根
ヤンソンさんの誘惑
韓国風干しダラのスープ
カレー・ドリア
練りきなこ〔ほか〕
著者等紹介
高山なおみ[タカヤマナオミ]
1958年静岡県生まれ。料理家、文筆家。レストランのシェフを経て、料理家になる。飾らない暮らしのなかで生み出される料理は親しみ深く、文筆家としても高い評価を受けている。また近年は、絵本作りにも精力的に取り組み、ますます活躍の幅を広げている。著書多数。絵本の作品もある(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
むつこ
26
途中から一人暮らしを始めるので食事量が少なくて、それで足りるの?状態。でも、一人ならではの手軽な食事風景に、これから自分もそうなるのだろうなと想像しながら読む。イラストだけでなく料理の写真も載せてもらいたかったな。2022/09/10
tetsubun1000mg
12
この料理家の名前をどうして知っていたのか?考えていたら、昨年読んだ「暮らしの手帖」の料理エッセイと「昨日のカレー、明日のパン」の料理監修の記事で見かけた方のようだ。料理の、この材料○○グラムで小さじ〇杯、中火で○○分など細かくは書いていない。冷蔵庫にある材料や頂き物が残っていたので使おうなど日常的にメニューや材料、調理法を考えているようだ。家庭料理との違いを考えたら、高山さんはレストランのシェフの経験が有ったからなのかな? 食べたいメニューと冷蔵庫に有るもの、スパイスで出来上がりの味が想像できるのだろう。2021/07/15
Bridge
9
家にあるもので工夫して美味しいご飯を食べる。そんななんでもないことでも高山なおみさんが文章にすると、どれもとびっきり美味しそう。泡立て器を使うホワイトソースのレシピは、とっても簡単に美味しくできて重宝します。2021/04/17
えいなえいな
7
最近料理エッセイが好きで、主に土井善晴先生の本を読んでいたのですが、だいたい読んでしまったので、高山なおみ先生に手を出しました。お名前はもちろん存じており、著書も多いのでいずれ読もうと思っておりました。やはり面白いです。家では料理をしないで生きてきたのですが(近頃はします)、どういうわけか仕事で料理もするので作り方か書いてあるとイメージできてしまいます。高山先生の作り方はすごくイメージしやすく、頭の中で完成したお料理がすごく美味しそうでした。2024/09/23
バーベナ
4
ひとり暮らしになて、ちょっぴり残った食べ残しを小皿にとっておくようになった、という話がとても好き。そして、それが意外と役に立つと。文章だけのレシピは、読んでも想像しても、愉しい。2021/06/22
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