なんにもなかった―戦中・戦後の暮しの記録 拾遺集 戦後編

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  • サイズ A5判/ページ数 238p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784766002140
  • NDC分類 916
  • Cコード C0036

出版社内容情報

『暮しの手帖』創刊70周年記念出版 
「戦中・戦後の暮しの記録」第3集 シリーズ完結編

いまはもう「戦前」かもしれない。

『暮しの手帖』で原稿募集を行い、庶民の体験を書籍化するプロジェクトのシリーズ完結編。1945年8月15日「玉音放送」の前後に、何があったか? 何を思ったか? あの日々を生きた体験者から、現代を生きる私たちに届いた、愛あふれる警告、全49編。
「嗚呼、そこには暮らしがあった。
さあ、タイムマシンに乗って…。」 ――千原ジュニア/芸人

目次

まえがき:私たちがハミングして歩く道の、その足元には

Ⅰ ないないづくし
苦しい噓(恩田恭子)/まさに殺人列車(柴田敏次)/ないないづくしの一年生(村杉美枝)/履く物の話(下薗安子)/国策の犠牲者(宮﨑忠夫)/恥ずかしさをこらえて(長屋義雄)/輝きのない赤い太陽(篠野欽子)/松本愛さんの絵日記

Ⅱ ベリー・ハングリー
お正月の餅(才田喜代子)/ ミカンを見ると(佐藤和男)/お腹がすいてねむれないよォー(吉田玲子)/銀めし(武中文代)/ 足の裏についた飯粒(松村正道)/学校のこと、食べ物のこと(加川厚子)/バナナを分ける(森川玉江)

Ⅲ 未来をさがして  
農業不滅(廣瀨堯)/動物園の戦中・戦後(綿森淑子)/お父ちゃんと北海道へ(長﨑敬子)/ご褒美の口紅(花村伊都子)/今日を生きる(梅沢広子)/引揚者住宅の暮らし(今井和子)/東京駅で(古川不盡子)

1967年の手記
終戦直後の生活断片(大野まつよ)/八月十五日の蒲公英(豊村紀久子)/捕虜収容所記(冨山美枝子)/四人目の子(平井秋子)/戦争が済んだ事も知らず(田辺喜代子)/子を葬る(草薙正意)

Ⅳ 彼の地で起きていたこと
新生と初恋(鈴木有子)/雪の降る街を(尾形道夫)/父と妹はどこに埋まっているのだろう(佐治制子)/大連港でハンカチを売る少女(勝なるみ)/あの日のカレーライスを忘れない(千葉イツ)/歩かないと置いて行くよ(黒瀧陽子)/白鳥になった弟(玉井怜子)

Ⅴ 生き残った兵士たち
兵士の話(舟木敏子)/命売ります(遠藤美萌子)/祖母の自殺(友利円)/夫の就職(種岡敏子)/おじいさんに聞いた太平洋戦争の話(坪井智)

Ⅵ 尋ね人
東京の人(阿見ケヱ子)/父を待つ家(鈴木俊彦)/父と発疹チフス(小林稔子)/尋ね人の時間(夏目道子)

Ⅶ 母よ
母のヤミ力(大畑圭子)/母は強かった(小田本美智子)/兄の魂(内田美代子)/何もなくなった部屋で(三井道子)/ 
お百度参り(平沢志のぶ)/手作りのランドセル(山﨑美代子)

あとがき
過去と現在、未来の共鳴。(澤田康彦)

内容説明

いまはもう「戦前」かもしれない。『暮しの手帖』で原稿募集を行い、庶民の体験を書籍化するプロジェクト『戦中・戦後の暮しの記録』シリーズ完結編。1945年8月15日「玉音放送」の前後に、何があったか?何を思ったか?あの日々を生きた体験者から、現代を生きる私たちに届いた、愛あふれる警告、全49編。

目次

私たちがハミングして歩く道の、その足元には
1 ないないづくし
2 ベリー・ハングリー
3 未来をさがして
1967年の手記
4 彼の地で起きていたこと
5 生き残った兵士たち
6 尋ね人
7 母よ

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感想・レビュー

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がんぞ

7
序文「近い将来にはまた子孫である私たちの町は戦場と化すでしょう。また空襲から逃げ惑いどぶねずみのように彷徨い残飯に飛びつき誰かの死体を焼かねばならないかもしれません」ウクライナはそうなった。民主主義では戦争を防げなかった。EUヨーロッパ統合もロシアの猜疑心の種/2月23日、ハル・ノートに等しいロシアの最後通牒に俺は戦慄したが、昼のニュース番組ではワリエワ薬物問題を長々と/防衛費増額と憲法改正に国民の過半数は賛成。それは編集者には「戦争への道」だろう/戦争は終わらせるのも難しい、準備完了で始めないのはもっと2022/05/30

大島ちかり

4
なみだが止まりません。辛いのか悲しいのか。戦後に生まれた私は怖い悔しいなのかもしれません。貧しくて修羅場の中にも親の愛は強く、人と共に生きる心を失わなかった。そんなこと、私は出来るだろうか。2019/09/21

Happy

1
広島・長崎の原爆忌、終戦記念日と続く八月、やはり一度は戦中戦後の歴史をと思い手に取った。戦時中父は出征、母は女学校生、二人が生き残って出会ってくれたおかげで今の私がある。今年はオリンピックのせいで原爆忌の黙祷は軽視された。戦争は二度と繰り返してはいけない。特に核のボタンを押させるような事態になってはならない。地球上から戦火が消える日が早く来て欲しい。父は夜中の見張りが恐ろしかったと言っていた。母は戦争で殆ど授業はなかったといっていた。もっと聞いておけば良かった。2021/08/07

小僧武士

1
『「アメリカと天皇は息子の仇だ」祖母はつぶやいていた。品のない言い方だが一人息子を失った祖母の、正直な気持ちだったと思う。』 愛知トリエンナーレが問題になっているが、天皇を恨んでいた日本人はいたのである。戦後70年以上たっても、日本人はアメリカと天皇には文句を言う事すらもできない。2019/10/17

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