内容説明
飾らない日常でうまれたほっとする身近なごはん。あなたの心をほぐす料理のエッセイ。『暮しの手帖』大人気連載の書籍化。
目次
キャベツたっぷりオレキエッテ
油揚げの煮たの
青大豆と野菜のスープ
スパムむすびもどき
ハワイ風やたら炒め
さわやか麻婆豆腐
タジャリネス
新しょうがで2種
たこ焼きバラエティー
苺のババロア〔ほか〕
著者等紹介
高山なおみ[タカヤマナオミ]
1958年静岡県生まれ。レストランのシェフを経て料理家になる。現在は書籍、雑誌、テレビなどを活動の場とし、映画『ホノカアボーイ』(2009年、監督・真田敦)では料理を担当するなど、ますます活躍の幅を広げている。また、文筆家としての顔も持ち、高い評価を受けている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
メイ&まー
21
これはいいなあ。体とあたまがコチコチになってしまった時に効きます。おいしいものを敏感にかぎ分ける鼻と、おいしかったものの記憶をしっかりと刻み付けてある舌。高山さんならではのごはん本です。気ぬけごはんの師匠はスイセイさんやお友だち、外国で出会ったおばあちゃんたち。きちっと作られた隙のない美味しさも素敵だけど、たまには手をかけなすぎくらいの料理とも言えないくらいのごはんも、かけがえなく美味しいと思う。2015/06/06
カピバラ
21
ちょっとレシピを見るにはわかりづらかったけど、のんびり料理をするっていいなぁ。と思いました。サンドイッチが美味しそうでした。2014/09/16
野のこ
20
「ちぐはぐなパジャマが落ち着くように頑張らないごはん」でもその時の状況に合わせて楽しんで作っているなおみさんはさすがです。「くずれかけてしまったのならばいっそくずしましょ」という言葉に安心というか心強さを貰いました。出来あがったホッカホカ大きな円盤お焼きも美味しそう。また私も大好きな「るきさん」が出てきて嬉しかったです、めかぶごはんは私も真似したい。青いページの詩も良かったです。何気ない日常も豊かになる感じでした。2017/04/18
yukin*
20
中を見て、なんだか暮しの手帖に似てると思ったら、やっぱりそうだった。気ぬけといってもやはりプロ。手間はかかってるし、丁寧だ。高山さんの本は 時間に余裕があるとき、ゆったりのんびり読みたい。子供が巣立って 夫婦二人の生活に戻ったら、こんな感じに暮らしたいといつも思う。2015/01/21
もぐみそ
15
今年初の読了本。適当な食材で適当に作る気抜けごはん。でも、高山さんの冷蔵庫にあったりするそのへんの食材自体がおしゃれで、できるものもヨーロッパチックなメニュー。私には真似できない。庶民的な料理は参考になった。エッセイとしても楽しめます。2019/01/05