目次
大手都市銀行を揺るがす巨額不正融資事件―ブラックボックスだった外国為替
農協ベテラン女子職員による巨額不正融資事件―融資先の監査役になっていた女子職員
ワンマン体制下の地域金融機関を舞台にした見せ金増資事件―ワンマンの暴走と取締役の重い責任
内部管理体制の不備が引き起こす相次ぐ横領・着服事件―派遣女子行員に対する甘い人事管理
たわいのない会話に端を発した大規模な取り付け騒ぎ―実際に起きたデマによる大パニック
県幹部職員の不正借入れを契機とした金融機関の破綻事件―地方公共団体と金融機関との難しい関係
定期的な行内検査でも見逃された巨額横領事件―金庫に木片を積み上げ検査異状なし
厳重なはずのセキュリティが短時間で破られたオンライン詐欺事件―なりすまし振込みを許した厳重セキュリティ
反社会的勢力に対する巨額不正融資事件―頭取スキャンダルが招いたモラル大崩壊
社会的モラルが問われた支店長の不祥事件―支店長によるストーカー規制法違反〔ほか〕
著者等紹介
井上享[イノウエススム]
1960年生。兵庫県出身。1982年慶應義塾大学法学部政治学科卒業。同4月、大阪銀行(現近畿大阪銀行)入行。総合企画部上席調査役等を経て、現在、IFR代表。金融関連企業取締役総合企画部長を兼ねる。CMTA認定アナリスト、日本リスク研究学会会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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