内容説明
本書では、銀行業務全般にわたって法令違反等に該当するケースを一一一集め、どのような場合にどのような法令違反になるかを、さらに防止対策はどのような手を打つべきか、その具体策を解説した。また、リード文では、法令違反に該当する法令等を挙げ、罰則規定のあるものについてはその具体的内容を明示し、法令違反の内容を素早く把握できるように構成した。今回の改訂では、金融商品取引法と同法政省令の全面施行を踏まえ、証券業務やリスク商品販売におけるコンプライアンスに関する解説内容の全面見直し・新規項目の追加を行った。また、平成１９年４月より施行された改訂金融検査マニュアルに準じ、各項目の解説内容の適宜見直しを行った。
目次
１ 本人確認・疑わしい取引等への適切な対応
２ 金融商品販売時の説明義務
３ 銀行取引と契約締結の規制
４ 個人情報保護とその他情報等の適正取扱
５ 預金業務
６ 為替、交換、外為、付随業務
７ 貸付業務
８ 証券業務
９ 保険業務
１０ コンサルティング業務
著者等紹介
雨宮眞也［アメミヤマサヤ］
昭和１０年山梨県出身。昭和３５年中央大学法学部卒業。昭和３７年弁護士登録。昭和４９年駒沢大学法学部教授。平成１０年同大学学長。現在同大学名誉教授。日本経営ディスクロージャー研究学会会長。金融検定協会理事長。弁護士
野村修也［ノムラシュウヤ］
昭和３７年北海道出身。昭和６０年中央大学法学部卒業。西南学院大学法学部講師・同助教授を経て、平成１０年中央大学法学部教授。同年６月金融監督庁（現金融庁）検査部参事（非常勤）に就任（同１４年まで）。金融審議会委員。金融検査マニュアル改訂検討会メンバー（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです）
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