内容説明
先物、先渡、スワップ、オプション等のデリバティブは、現物市場における為替、預金、債券、株式等の金融商品や、原油、金属、殻物等の物的商品を基底とする派生商品(契約)である。当事者間でこれらを取引(契約)するのがデリバティブ取引であって、現物の取引では実際に元本その他の現物受渡しが行われるが、デリバティブ取引では、「価格」そのものが取引の対象となり原則として現物の受渡しは行われない。したがって、デリバティブは比較的少額の資金で大きなポジションとリスクを保有することができる。本書においては、デリバティブの税務と会計に関する資料として、平成8年9月3日付公表の日本公認会計士協会・会計制度委員会第4号「外貨建取引等の会計処理に関する実務指針」までを取り込んだ状況で記述している。なお、本書で対象としたデリバティブは先物、先渡、スワップ、オプションのうち、金融商品に該当するものであり、物的商品に係るデリバティブは取扱っていない。
目次
第1編 デリバティブ取引税務・会計の概要(オプション取引;スワップ取引;先物取引;先渡取引)
第2編 一般事業会社におけるデリバティブ取引税務・会計(オプション取引;スワップ取引;先物取引;先渡取引;デリバティブ組込商品)
第3編 銀行などにおけるデリバティブ取引税務・会計(通貨オプション;通貨先物;為替予約)