目次
第1章 ランビックとは(ランビックの基礎知識;古代の酒としてのランビック ほか)
第2章 ランビックの制度的定義(ベルギーにおけるランビックの法的定義;EUにおけるランビックの定義(TSG) ほか)
第3章 ランビックの醸造学(ランビックの原材料;糖化の原理 ほか)
第4章 ランビックの生産者と銘柄(カンティヨン;ジラルダン ほか)
第5章 ガストロノミーのなかのランビック(長期の保存;サーブの温度 ほか)
著者等紹介
山本高之[ヤマモトタカユキ]
長野県塩尻市生まれ。早稲田大学在学中より、各国の醸造所やパブを歴訪。世界の様々なビール文化に触れるとともに、醸造家との親交を深める。本職は医薬ライター。エルゼビア(オランダ)日本支社を経て、NPGネイチャーアジア・パシフィックに勤務。英国醸造・蒸留協会(IBD)正会員、全米醸造学会(MBAA)正会員(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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まーぼー
1
ベルギー旅行に際して。ランビックの味わい深い世界を知った。旅先で飲むのが今から楽しみだ。発酵時の菌叢のダイナミズムは日本酒との共通点を感じ、非常に興味深く感じた。2019/08/01
Mochizuki Keita
0
ランビックの歴史と定義と醸造プロセスを楽しく学ぶことができた。特にタービッド・マッシングと4段階の発酵プロセスについては、ビール検定を受けた後だっただけに非常におもしろかった。しかし、ランビック醸造所がつぶれていったりするくだりをみると、ちょっと悲しくなる。2012/10/05