内容説明
冷蔵庫、洗濯機、掃除機をはじめとした生活家電はどのように発展してきたのだろうか?また、基本的なしくみはどうなっているのか?生活家電の開発に携わってきた著者が、その経験をもとに、商品開発の歴史や基礎技術、さらに省エネや安全対策技術を解説する。
目次
生活家電のはじまり―モダニズムの時代
白熱電球―夜がこんなに明るい
扇風機―うちわで涼をとる幸せ
アイロン―容量は鉄の重さで表した
掃除機―掃き出すから吸い込むへ
換気扇―必要性を感じていなかった
炊飯器―日本の住居を変えた
電子レンジ―レーダーの研究から生まれた加熱方法
洗濯機―女性の社会進出を後押し
衣類乾燥機―雨の日も、夜中でも干したい
冷蔵庫―一戸建ての家が買える値段
食器洗い乾燥機―家族だんらん中の後片付けはつらい
ルームエアコン―真夏日、外から部屋に入ると生き返る
IHクッキングヒータ―ガスに対抗できる火力
エコキュート―環境にやさしい給湯器
著者等紹介
大西正幸[オオニシマサユキ]
生活家電研究家。博士(工学)。(有)テクノライフ代表。国立科学博物館産業技術史資料情報センター主任調査員。1940年兵庫県生まれ。1962年姫路工業大学(現 兵庫県立大学)機械工学科卒業後、(株)東芝入社、家電事業部門の技師長。2000年(有)テクノライフ設立、商品企画・開発手法の研修、講演。2003年東京都立工業高等専門学校(設計工学)講師。2004年新潟大学大学院(自然科学研究科)博士後期課程修了(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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おりぜる@論文終わるまで読書可能時間激減
のぶ
ななみ
黒とかげ
りらこ