内容説明
この本のテーマは、なにかと難しい世の中にあって、自分の意にかなった、幸福だと感じる生活を送るために何をどう考え、何をどう関係していったらよいかを示していくことにあります。生活はものごとの認識と理解なしには成り立ちませんが、そこでは、この認識と理解のそれぞれに関して、２つの点で、私たちが日常生活のなかで普通に考えていることと全く逆の考え方を主張します。
目次
第１部 「世界」と関係する「私」（快さを求めて生きる「私」（欲望論）
「私」に見えているのは何か（認識論）
自分の欲望をみずから悟る（世界観）
科学が受け持つ世界像の認識（科学論）
人間の欲望がつくった世界）
第２部 「私」が関係する「世界」（一般システム論；システムが目指す目的と目標；システムの構成要素とその階層性；システムにおける秩序だった関係；システムに対する制約；システム選択のための意思決定）
著者等紹介
大村朔平［オオムラサクヘイ］
１９３９年山梨県生まれ。１９６１年山梨大学工学部応用科学科卒業。大内新興化学工業株式会社入社。１９６５年同社退社。横浜国立大学工学部化学工学科就職。１９６８年横浜国立大学退職。日揮株式会社入社。１９８０年東京都立大学より「新しい蒸留計算法に関する研究」で工学博士の学位授与。１９８８年横浜国立大学工学部講師着任。１９９７年日揮株式会社退社。株式会社システムズ設立、代表取締役社長就任。２０００年バンブーマテリアル株式会社設立。２００３年有限会社朝日山芸術陶器研究会代表取締役社長就任。２００４年バンブーマテリアル株式会社代表取締役社長就任
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
Kazuyuki Koishikawa
