内容説明
数式処理システムは、MACSYMA、REDUCE、μ‐Math、Mathematicaはその代表的システムであり、とくにREDUCEは世界中で数千人以上に及ぶ科学者、技術者に利用されており、スーパーコンピュータからパソコンまで、ほとんどの計算機に移植されて利用可能な状態にある。本書の目的は、構造力学分野で有効な数式処理システムの適応法を、実際のプログラム例(種々の理由により、数式処理システムとしては、REDUCEの使用を前提とした)に従って紹介することにある。
目次
数式処理概論
REDUCEの機能の概要
マトリックス構造解析の数式処理(有限要素マトリックス成分の数式表示;境界要素マトリックス成分の数式表示;有限帯板要素マトリックス成分の数式表示;伝達マトリックス法に基づく固有振動解析、座屈解析)
微分方程式の誘導、求解とチェック(梁のたわみ;2次元問題;板曲げ問題;円筒シェルの微分方程式)