内容説明
本書は1992年に出版した『図解 微生物実験マニュアル』の第2版として企画したものですが、最近の微生物教育のあり方を考慮して内容を練り直し、大幅な加筆と訂正を施しました。改訂のポイントは、組換えDNA実験と植物病理学実験を新たに記述したことで、農芸化学等の生物系大学(たとえば微生物学や植物病理学)の学生実験の教科書、大学やバイオテクノロジー系専門学校・普通高校・農業高校等での実験を含む遺伝子教育・バイオテクノロジー教育の教科書や参考書、市民への体験型遺伝子教育や講習会の教科書、職場で初めて微生物を扱う人々の手引書、としてご利用頂けるように記述しています。
目次
第1章 初めて微生物実験をする人へ(微生物とは;微生物の分類学的な特徴 ほか)
第2章 微生物実験の基本操作(培地をつくろう;微生物を植えよう ほか)
第3章 組換えDNA実験(プラスミドDNAで大腸菌を形質転換しよう;アグロバクテリウムを用いて植物の形質転換をしよう)
第4章 植物に病気をおこす微生物(植物に病気をおこす微生物を観察しよう;植物に病気をおこしてみよう―植物病原体の分離と接種 ほか)
著者等紹介
安藤昭一[アンドウアキカズ]
千葉大学大学院自然科学研究科生命資源科学専攻教授
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