内容説明
予後予測は誰のため、何のためか。「余命宣告」しなくても緩和ケアはできる。
目次
1 予後を予測する方法―方法・実際・限界(平塚裕介)(予後予測尺度総論;臨床的予後予測;月単位の予後予測;週単位の予後予測;日単位の予後予測;現在の予後予測の限界とこれから)
2 予後予測をした、その先どうするのか?(内藤明美)(総論;各論)
3 臨床倫理・社会学からみた予後予測(田代志門)(予後告知に関する倫理的ジレンマ―家族が「本人には伝えてほしくない」と言うときにどうするか?)
著者等紹介
森田達也[モリタタツヤ]
聖隷三方原病院緩和支持治療科。1967年生まれ。1992年に京都大学を卒業した後、聖隷三方原病院で初期研修を受ける。その後、ホスピス病棟、在宅診療での主治医経験を10年、2005年より緩和支持治療科・緩和ケアチームとして「時期にかかわらない」苦痛緩和を主たる仕事とする。学問としての緩和医学の向上にも努め、「混とんとしていて何をどうしていいかわからない領域」、「まだだれも取り掛かっていない領域」の臨床的な疑問が解きほぐされるような研究が課題
平塚裕介[ヒラツカユウスケ]
竹田綜合病院緩和医療科。栃木県日光市出身。東北大学医学部医学科卒業後、現在の勤務地である竹田綜合病院にて初期臨床研修を修了。東北大学に戻り、緩和ケアの専門研修と大学院での臨床研究を並行し、2020年に学位取得。2021年に竹田綜合病院へ戻り、緩和医療専門医を取得。「優れた臨床医は優れた研究家でもある」という大学での教えを胸に、市中病院でも臨床研究に積極的に取り組んでいる
内藤明美[ナイトウアケミ]
宮崎市郡医師会病院緩和ケア科。1978年生まれ、宮崎県出身。宮崎県立都城泉ヶ丘高等学校、宮崎医科大学医学部卒業後、宮崎大学医学部第2内科入局。国立病院機構都城病院、宮崎医療センター病院に勤務した後、聖隷三方原病院ホスピス科にて緩和ケアを学ぶ。2018年4月より宮崎市郡医師会病院緩和ケア科に勤務。日本緩和医療学会緩和医療指導医、総合内科専門医
田代志門[タシロシモン]
東北大学大学院文学研究科社会学専攻分野。1976年山形産まれ。2000年、東北大学文学部卒業。2007年、東北大学大学院文学研究科博士後期課程修了。博士(文学)。日本学術振興会特別研究員、東京大学大学院医学系研究科特任助教、昭和大学研究推進室講師、国立がん研究センター研究支援センター生命倫理部部長を経て、東北大学大学院文学研究科教授。専門は社会学および生命倫理学(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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