内容説明
本書は、著者らが環境に関わる学科で統計学の教育を担当し、あるいは実際に環境の問題に対して統計学の技法を使った仕事をしてきた経験を通じて、「これだけ知っていればたいていの場合に対応できる」という線をねらって執筆したものである。本書の主たる対象は、環境問題に対するデータを解析する必要のある実務者の方々や、学生の方々である。
目次
第1章 環境問題と統計学
第2章 統計学の基礎的な知識
第3章 記述統計学―データ(標本)の特徴をとらえる
第4章 推測統計学―標本から母集団の特性を調べる
第5章 環境問題における統計データの利用―統計データはどんなところに役立つのか
第6章 環境データの多変量解析―多くの変数がかかわる分析の方法を知る
第7章 質的データの取扱い―数量になっていないデータの扱い方を知る
著者等紹介
片谷教孝[カタタニノリタカ]
1983年東京大学大学院工学研究科博士課程修了。同年工学博士。現在、山梨大学大学院工学研究科助教授
松藤敏彦[マツトウトシヒコ]
1983年北海道大学大学院工学研究科博士課程修了。同年工学博士。現在、北海道大学大学院工学研究科助教授
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