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出版社内容情報
《内容》 既刊の「発達障害児の医療・療育・教育」をさらに発展させ,各障害別に詳細に医療・療育・教育との連携を試みて実戦現場での最新の知識や情報を提供し,現在の水準を示し,その実際を系統的にわかりやすく解説した.
視覚・聴覚・言語障害の医療・療育においては最新の研究動向を踏まえ,高いレベルの内容を明瞭,簡潔に解説した.示唆的な臨床例を豊富に,対象ごとの子どもの実態を踏まえた記述で表現を簡明に一般読者にも読みやすくなっている.各障害の「教育」では特別支援教育への現代的流れを捉えて個別のニーズへのきめ細かな教育的対応を記した.各障害ごとの最後には「保護者への支援,サポート」を盛り込み,最終の「現代のトピック」で国内的・国際的な研究動向と(現在の研究水準)と障害概念の世界的潮流を述べた.知見を十分に踏まえ,臨床例も豊富である.専門性を深めながら記述を平易にすることで教育や福祉関係の大学,看護系の大学などのテキストとして,また初心者の読者,学生,経験豊かな臨床家,障害児関連の仕事に従事するすべての人にお勧めできる.
《目次》
1章 視覚障害児の医療と療育
1.視覚障害の定義と分類
2.視覚障害の診断と診断システム
3.視覚障害への対応の基本姿勢
4.高度視覚障害児の療育
5.弱視児の療育
6.中枢性視覚障害児の療育
7.重複障害児の療育
8.視覚障害児の看護と援助
2章 視覚障害児の学校教育
1.視覚障害児教育の歴史と定義
2.視覚障害児の就学と教育措置
3.視覚障害児の教育目標と教育課程
4.これからの障害児教育:特別支援教育
5.視覚障害児の教育内容と教育支援法
1.幼稚部/ 2.小学部/ 3.中学部/ 4.高等部
6.視覚障害児の就労
7.視覚障害児,保護者への援助と保健サポート
3章 聴覚障害児の医療と療育
1.聴覚障害の定義と分類
2.聴覚障害の診断と診断システム
3.聴覚障害の療育的意義と療育システム
4.疾病別の分類・原因・診断・治療・予後
5.難聴児の療育
6.重複障害児の療育
7.聴覚障害児の看護と援助
4章 聴覚障害児の学校教育
1.聴覚障害児教育の歴史と定義
2.聴覚障害児の就学と教育措置
3.聴覚障害児の教育目標と教育課程
4.これからの障害児教育:特別支援教育
5.聴覚障害児の教育内容と教育支援法
1.幼稚部/ 2.小学部/ 3.中学部/ 4.高等部
6.聴覚障害児・者の進路
7.聴覚障害児,保護者への援助と保健サポート
5章 言語障害児の医療と療育
1.言語障害の定義と分類
2.言語障害の診断と診断システム
3.言語障害の療育的意義と療育システム
4.疾病別の分類・原因・診断・治療・予後
5.言語発達遅滞児の療育
6.構音障害児の療育
7.吃音児の療育
8.重複障害児の療育
9.言語障害児の看護と援助
6章 言語障害児の学校教育
1.言語障害児教育の歴史と定義
2.言語障害児の就学と教育措置
3.教育目標と教育課程
4.言語障害教室,通級指導教室での教育内容と教育支援法
5.言語障害児,保護者への援助と保健サポート
7章 現代のトピック
1.視覚障害
2.聴覚障害
3.言語障害