交通刑務所の朝

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交通刑務所の朝

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  • サイズ B6判/ページ数 272p/高さ 20cm
  • 商品コード 9784765250245
  • NDC分類 326.52
  • Cコード C0036

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

たろーたん

1
飲酒運転で刑務所行きになった体験談。ただ、刑務所生活に関しては、意外と書かれていない。と言うよりも、移動とかイベントとかでもないと、書くことがないのかな…。ネットの刑務所紹介のように、映画会や集団合同慰霊祭、ソフトボール大会があることなどが説明されるが、それぐらいなら現在ならネットで見れてしまう。実際に入った人が、どう思う話を聞きたかったが、日常生活では、入浴が楽しみとか夏場は蚊が大変、冬場は暖房がないから寒い等ぐらいしか描かれない。また、あっても他の受刑者の身内話だ。(続)2023/07/07

itokake

0
1980年代前半に千葉県市原市の交通刑務所に6ヶ月収監された著者の記録。通常の刑務所よりも開放的という。とはいえ、塀の高低や1日に出せる手紙の数の差は受刑者にとっては天地ほどの差だろうが、部外者にとっては正直ピンとこない。それより80年代の所内の様子が生々しい。風呂場でみる入れ墨の数々、暴走族の軽薄さ、逆に暴力団関係者は義理堅く弱者に親切といったエピソード。一緒に過ごした仲間と、塀の外での再会。勤めていた会社の温かい配慮。給与を出し続けていたのには驚いた。「天国にいるおとうさま」も読んでみたい。 2020/03/06

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