内容説明
獄中間の文通から結婚した著者に、「私の全てを知って」と、彼女は事件の真相を話し始めた。専業主婦を襲った異常性欲者の罠とは？！警鐘の一冊。
目次
先生は銀座ホステス
東京拘置所、男区と女区
続出する疑問と謎
開かれてきた女心の扉
燃え上がる愛と悲惨な告白
凄絶！玉を入れられた朝
必死に守った愛娘
歌舞伎町で拾ったギャルたち
見知らぬ二人の獄中結婚
涙、涙の初対面
平凡な人生をラブラブで
巻末資料 判決文「異常極まる事件（裁判長）」
著者等紹介
石原伸司［イシハラシンジ］
家庭の事情から１２歳で家出。戦後のドサクサの中で悪ガキ仲間とかっぱらいや盗みで飢えをしのぐ。少年院を経て悪に走り気がついた時はヤクザの世界に生きていた。２２歳で服役した大阪刑務所をはじめに、宮城、府中刑務所に務め、最後は平成６年から地獄の徳島刑務所に服役。獄中結婚を機にＹ組系幹部だったヤクザの世界からキッパリ足を洗う。現在、関東地区北部に３匹の犬を飼って愛妻と悠々自適の傍ら雑誌等の執筆に専念。別冊『宝島』“実録ムショ行き”、実話ＧＯＮなどに掲載されて好評
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感想・レビュー
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たまきら
26
読み友さんから。もうあきれちゃうくらいに、自分のことばっかり。そんな陶酔感は、恋愛の化学物質が作り出しているのかもしれないが…。ロマンス本の一種でサディズムやドミナンスに特化しているものがあるんですがね、ハッキリ言って現実は結構こっちよりなんですよ。2018/10/16
あび
10
7年もの間、顔を合わせることができない状況で獄中結婚をした元ヤクザの手記。妻となった女性は共犯として逮捕された異常性欲者の男から酷い仕打ちを受け、普通の人生に戻ることの出来ないような身体にされてしまっていた。どんなに悲惨な状況でも生きていく道はあり、死なない限りは前に進んでいくことができると実感させられた。ただ、かなり痛々しい話がどんどん出てくるので読者は限定される感じではある。2018/08/01
河村祐介
0
元やくざの筆者が獄中同士のラブレターのみで見ず知らずの女性と結婚したという話。その女性、罪状は洗脳状態にあって異常なサディストの手先として強姦に関わりご用。その女性の話は尼崎やら北九州の事件の一歩手前というか、そうした端からみたら間抜けな人物像による、とんでもない洗脳下の心理みたいなものがよくわかります。その洗脳下の話はかなりエグく、客に双方の官能小説なラブレターはあっけらかんと…根本敬的な世界。2013/01/08
モーリス
0
おもしろい
アボカド
0
「異様な」という表現は正しいと感じたが、そもそも出版し、他者に読んでもらう必要がある内容なのか疑問。当人にとっては記念碑的な意味はあるかもしれないが。時間が余っていたとしても、お勧めしない。2020/04/24
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- 和書
- ちいさなてのひらでも
