出版社内容情報
定年後の働き方を4タイプに分け、具体的な数字を使ってシミュレーション。損することなく「もらえるものはキッチリ受け取る」ため…いまや、自由気ままなセカンドライフを送るのは難しい時代。
本書は、定年後も働くことを考える人のために、「給付金をフルでもらう働き方」
「年金と給与の得するもらい方」などを指南するものです。
定年後の働き方を次の4タイプに分け、具体的な数字を使ってシミュレーションしています。
1.バリバリ派:65歳の誕生日がくるまでフルタイムで働く
2.そこそこ派:特別支給の老齢厚生年金をもらう年からアルバイトへ
3.ゆったり派:60歳の定年退職と同時に週3日のアルバイト
4.悠々自適派:定年退職で仕事からは足を洗う
後半は、年金・社会保険・税金の知識を総まとめ!
損することなく「もらえるものはキッチリ受け取る」ための情報が満載です。
第1章
60歳で定年退職。悠々自適生活はもう古い!
いつ辞める?いくらもらう? 65歳までの戦略的な過ごし方は?
知っていますか? 働く人の10人に1人は「65歳以上」
老後生活費はダウンサイズしている
年金の受給が65歳からになる
高年齢者雇用安定法とは何か?
定年が間近に迫った近代太郎さんの退職後は?
定年後のイベント費も意外とかかる
60?64歳の収支はどうなる?
近代太郎さんの選択肢は4つある
選択肢が4つもあるのはなぜか?
バリバリ派 26万円の月給のおかげで60代前半の収支がトントンに
そこそこ派 年金受給を機にアルバイト。年金削減されずに仕事を続ける
ゆったり派 週3日のアルバイトで月12万円の月給をもらう
悠々自適派 定年退職した後は、働かず自宅でゆったり過ごす
社会保険の適用拡大に留意
第2章
給料は下がるが、生活スタイルは変わらない
65歳までフル勤務の「バリバリ派」
バリバリ派 60?65歳に働き続けるバリバリ派の収入は?
ギモン1 60歳定年後の給料はいくらもらうといい?
ギモン2 厚生年金保険料は払い続けた方がいい?
ギモン3 62歳からの特別支給の老齢厚生年金はもらえる?
裏ワザ公開 退職日が2日違うだけで手取り額が50万円違う
思い込みで落とし穴にはまるな
バリバリ派 どんな人がフルタイムで働き続けるといい?
メリットとデメリットを再確認
第3章
年金はきっちり満額受け取りつつ、定年後の余裕も楽しむ
途中からアルバイト勤務の「そこそこ派」
そこそこ派 62歳からアルバイトでそこそこ派の収入は?
ギモン1 給料と年金の二本立てで税金面の負担はどうなる?
ギモン2 特別支給の老齢厚生年金を満額もらうためには?
ギモン3 会社の社会保険をやめると扶養の妻はどうなる?
ギモン4 アルバイトをして働きながらもし社会保険に加入したら
そこそこ派 どんな人が62歳からアルバイトがいい?
メリットとデメリットを再確認
第4章
収入よりもプライベートを重視するなら
ずっとアルバイト勤務の「ゆったり派」、
60歳で退職の「悠々自適派」
ゆったり派 ずっとアルバイトで過ごすと収入は?
悠々自適派 60歳ですっぱり引退すると収入はどう変化する?
赤字解決策1 特別支出を思い切って削減。子どもや孫に良い顔をしない
赤字解決策2 老齢基礎年金も特別支給の老齢厚生年金も繰り上げ受給する
メリットとデメリットを再確認
番外編 近代花子さんは年金をいくらもらえる?
第5章
損しない、もらえるものはきっちり受け取るための基礎知識
社会保険・税金の仕組みを知ろう
■年金編
自分が加入している年金の種類を知ろう
ポイント1 基礎年金は原則65歳から受給。年齢、男女で厚生年金は違いがある
ポイント2 まずは自分がどんな年金をもらうのか確認しよう
ポイント3 年金の計算の仕組みを知ろう? ―「老齢厚生年金」
ポイント4 年金の計算の仕組みを知ろう? ―「経過的加算」
ポイント5 年金の計算の仕組みを知ろう? ―「老齢基礎年金」
ポイント6 年金の計算の仕組みを知ろう? ―「加給年金」「振替加算」
ポイント7 年金の計算の仕組みを知ろう? ―「任意加入」「付加年金」
近代太郎さん夫婦の年金見込額
コラム 年金制度はこう変わる!注目ポイントはこの3つ
ポイント8 60歳以降も働くと「在職老齢年金」が適用される
ポイント9 年金の受給は「繰り上げ」「繰り下げ」ができる
ポイント10 「ねんきん定期便」の読み方を理解しよう
年金のQ&A
■雇用保険編
60歳定年退職後の雇用保険からの給付
ポイント1 継続雇用、再就職で賃金ダウンしたら「高年齢雇用継続給付」がもらえる
ポイント2 雇用保険の給付をもらうと年金が調整される
ポイント3 60歳定年で一度退職。失業給付は離職理由と勤務年数で決まる
ポイント4 失業給付の受給期間に再就職したら報奨的な手当がもらえる
ポイント5 失業給付の受給資格は1年間。しばらく求職しないなら延長申請を
雇用保険のQ&A
■健康保険・介護保険編
退職後の健康保険は働き方や保険料で検討を
ポイント1 加入する健康保険の保険料はいくらになる?
ポイント2 退職翌年は任意継続、2年目は前年の収入等で比較検討する
ポイント3 夫の扶養に入っている妻の健康保険はどうなる?
ポイント4 65歳以降に退職した場合の健康保険は?
ポイント5 介護保険は65歳を境に被保険者の区分が変わる
ポイント6 介護保険は3年に一度の見直し 保険料も利用料も負担増に
■税金編
所得税と住民税の支払いは退職後の就業スタイルで異なる
ポイント1 退職金にかかる税金は退職控除でゼロということも
ポイント2 退職後は年金額や控除の有無で確定申告が必要になる
ポイント3 年金から天引きされる所得税はいくら? 控除はある?
酒井 富士子[サカイ フジコ]
池田 直子[イケダ ナオコ]
内容説明
定年からいくら稼げる?給付金をフルでもらう働き方は?年金と給料をどっちももらうには?60歳以降も働くと、年金はどのくらい増える?
目次
第1章 60歳で定年退職。悠々自適生活はもう古い!いつ辞める?いくらもらう?65歳までの戦略的な過ごし方は?(知っていますか?働く人の10人に1人は「65歳以上」;老後生活費はダウンサイズしている ほか)
第2章 給料は下がるが、生活スタイルは変わらない 65歳までフル勤務の「バリバリ派」(バリバリ派 60~65歳に働き続けるバリバリ派の収入は?;ギモン1 60歳定年後の給料はいくらもらうといい? ほか)
第3章 年金はきっちり満額受け取りつつ、定年後の余裕も楽しむ 途中からアルバイト勤務の「そこそこ派」(そこそこ派 62歳からアルバイトでそこそこ派の収入は?;ギモン1 給料と年金の二本立てで税金面の負担はどうなる? ほか)
第4章 収入よりもプライベートを重視するなら ずっとアルバイト勤務の「ゆったり派」、60歳で退職の「悠々自適派」(ゆったり派 ずっとアルバイトで過ごすと収入は?;悠々自適派 60歳ですっぱり引退すると収入はどう変化する? ほか)
第5章 損しない、もらえるものはキッチリ受け取るための基礎知識 社会保険・税金の仕組みを知ろう(年金編;雇用保険編 ほか)
著者等紹介
酒井富士子[サカイフジコ]
経済ジャーナリスト。株式会社回遊舎代表取締役。上智大学卒。日経ホーム出版社に入社「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長歴任後、リクルートに入社。「あるじゃん」「赤すぐ」(あかちゃんのためにすぐ使う本)副編集長を経て、2003年から現職
池田直子[イケダナオコ]
社会保険労務士事務所あおぞらコンサルティング代表。特定社会保険労務士、CFP、1級ファイナンシャル・プランニング技能士、DCアドバイザー、DCプランナー、年金アドバイザー。1999年いけだFP社会保険労務士事務所開設、2008年から現職。企業年金、退職金コンサルティングから人事・労務相談などまで幅広い業務を手掛ける。セミナー・講演、執筆、監修、テレビ出演なども数多く行う(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
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