内容説明
企業という組織の中にあって、自らの信念に基づき、社会のための仕事、社会を変えていく仕事に果敢にチャレンジしていった男たち。彼らにはなぜそれができたのか!?ビジネスで社会をよくする「企業の中の社会起業家」10人の挑戦。
目次
第1章 イノベーションを生む社会起業家精神(積水化学工業・荒浪亮―タンザニアの電気も水道もない土地で自ら手を挙げ企画したバイオ燃料事業を立ち上げる;NECビッグローブ・明石剛―「ITの力で農業を変えたい!」強い思いがつくり出した未来型の市民農園;味の素ハートランド・新里出―畜産業の持続的発展にかけた思いが会社を動かし実現した飼料用アミノ酸のイノベーション;リコー・瀬川秀樹―「わからないからこそやってみる」シリコンバレーを舞台に展開された不確実性への挑戦)
第2章 リーダー力が変革をつくり出す(富士ゼロックス・小原常男―最終段階に来ていたプロジェクトを止めてまで実現した“環境にやさしい”新型複合機;サントリー・渡壁大―軽量ボトル、キャップシール廃止など環境配慮のワインをつくり上げたブランドマネジャーのブレない思い;スワン・海津歩―障がい者雇用のあり方に新たなモデルを提示した型破りな経営手法とリーダーシップ)
第3章 思いはミッションを超えて(損害保険ジャパン・廣岡智―タイ農村の干ばつ被害軽減のため天候インデックス保険の開発・普及に取り組む;帝人ファイバー・池田裕一郎―社内外の組織を巻き込みながら新たなリサイクルシステムの輪を拡大する;グンゼ・竹内哲也―斬新な直営専門店を軸にアンダーウェアを楽しむ文化を社会に提案する)
著者等紹介
服部篤子[ハットリアツコ]
CAC‐社会起業家研究ネットワーク代表。一般社団法人DSIA常任理事。奈良県出身。広告会社勤務を経て、大阪大学大学院国際公共政策研究科修士課程修了。国際科学振興財団専任研究員、総研大スコープ・プロジェクト研究員などを経て、2001年CAC‐社会起業家研究ネットワークを設立。社会起業家の普及を図るため、人材育成事業、社会イノベーションの実践と研究、社会価値評価等に取り組んでいる。立教大学大学院、明治大学、明治学院大学、法政大学で兼任講師として教鞭をとるほか(専門は社会起業論、非営利組織論)、株式会社公共経営社会戦略研究所特任研究員、国際大学GLOCOM客員研究員を兼務(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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