内容説明
日本を沈没させてはならない。日本の経済政策を長年リードしてきた著者が、いま、日本経済そして日本の政治状況への強い危機感からついに筆をとる。
目次
第1章 「脱官僚主導」は進んだのか(事業仕分けの正体;政治家は国民の代表なのか?;「脱官僚主導」の限界;予算編成はどう変わったか?)
第2章 民主党の政策を仕分けする(迷走を続ける政策;マニフェストを廃止せよ;「大きな政府」か「小さな政府」か)
第3章 デフレ脱却への道筋を問う(消費税発言の何が問題だったか;決断が必要な金融・財政政策;成長戦略のカギは「どこにあるか)
第4章 「脱官僚主導」のための官僚学(官僚にとっての「効用」;非効率を生むメカニズム;官僚国家を生み出しているもの)
第5章 経済成長と財政規律の両立を目指して―公益財団法人日本生産性本部経済活性化特別委員会・提言
著者等紹介
加藤寛[カトウヒロシ]
嘉悦大学学長。千葉商科大学名誉学長。慶應義塾大学名誉教授。日本ファイナンシャル・プランナーズ協会理事長。第一生命経済研究所名誉所長。1926年岩手県千厩町(現・一関市)生まれ。慶應義塾大学経済学部卒。1966年慶應義塾大学経済学部教授、1990年慶應義塾大学総合政策学部教授・学部長、1995年千葉商科大学学長。日本経済政策学会会長、日本計画行政学会会長、ソ連東欧学会代表理事などを歴任。また政府の各種審議会委員も歴任し、臨時行政調査会では部会長として国鉄など3公社の民営化に尽力(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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