内容説明
些細なミスが金融機関の信用失墜を招く。一方で、「注意喚起」だけでは再発防止は望めない。真の問題解決のための現場の方法論と解決策がここにある。
目次
第1章 事務ミスをなくすために考えよう(金融機関の事務に求められることは増えている;現場の悩み(1)単純ミスほど防止は難しい ほか)
第2章 事務ミスをなくすために学ぼう(人間を知ろう(1)人間の注意力の限界
人間を知ろう(2)注意力を妨げるもの ほか)
第3章 現場で活用してみよう(ヒューマンエラー対策(1)注意喚起
ヒューマンエラー対策(2)体で確認 ほか)
第4章 それでもミスが発生したら(ミス発生!ここで大事なことは…;ミスが発生したときの対応手順 ほか)
著者等紹介
宮崎敬[ミヤザキタカシ]
1955年東京都生まれ。早稲田大学法学部を卒業後、信託銀行入社。証券代行部、証券事務管理部、総務部で事務管理、企画、営業、総務等の業務を経験し、現在は関連会社常務取締役。特定非営利活動法人「失敗学会」会員。信託銀行社内出版にて2007年に「事務学」を刊行。その後、近代セールス社発行「バンクビジネス」に「事務ミス防止ワンポイントレッスン」を12回にわたり連載。また、社内外の勉強会、研修等の講師としても活躍中(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
げん
1
再読したがあんまりなんとも思わなかった。買ってまで読む本ではなかったか。2010/02/21
げん
1
私は総務課で働いており、結構事務ミスや見落としをするのでためになった。また暇な時再読したい。2009/10/25
Taro Yamada
0
「人の集中力には限りがあり、複数の要因が重なるとミスが起こる」という原則と、その対応としての事務フロー図を始めとした対応など。内容の重複もややあるが、重要な原則を絞って豊富な例とともに提示してくれており、実践しやすい。「気をつけても事務ミスが減らない!」という人は一度読む価値が十分あるだろう2016/04/24
susululu
0
残業や人手不足はミスを生む。精神論だけでは不可能、人間がやってることの意義→気働き。システム処理→何をやっているのか理解する。言葉の省略がミスに繋がる。事務は誰にでもできる仕事という先入観→ミスなくやれて当たり前の誤解。色で誘導。人間の注意力には限界がある。シングルタスク。慣れ→注意力の発揮を妨げることも。チェックリスト。突発的な出来事と通常の出来事に対するエネルギーを分ける。忙しい→手順を省く。心理的な動揺。指差喚呼、確認もれ→仕事の手順漏れ。事務とは?→入り口と出口を繋ぐ。業務分析。工程管理。効率性と2012/05/24
mimi
0
金融機関事務むけに書かれた本、としてあるが特に金融機関に特有な話もない。実際的なアドバイスはチェックリスト、事務フロー図、期日管理表をつくろう、ミスしやすいとこには書類にゴム印でしるしをつけよう。というくらい。2010/11/19
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