内容説明
日本でFP業というものが成り立つのかどうかもわからない未知の海域へ飛び出していったFP先人が、「プラザ21」という小ボートで数人のクルーとともに新しい航路を探し求め続けてきた。ほのかな灯りを瞬かせる澪標を彼が目に映した今、舳先に立つ水先案内人としての新たな役割も加わる。航路をより安全かつ確実にして欲しいとの願いを込め、後続のキャプテンにその路すがらを語り綴る。
目次
前編 「ゼロからの奮闘」編(変化の時代;FPとの出会い;日本FP協会設立;FP会社の店づくり・経営理念づくり・人づくり ほか)
後編 「FPとしての知識・教養」編(FPとして求められる基本的資質と適応性とは?;FPとしての基本的教養や生活常識を備えているか?;年代別生活経済常識をいかにしてとらえるか?;FPに必要な「敬語」と「正しい日本語」)
著者等紹介
田中英之[タナカヒデユキ]
1933(昭和8)年10月1日生まれ。1957(昭和32)年、立命館大学法学部2部卒業。三和銀行(現・UFJ銀行)入行。1965(昭和40)年、(株)ニューオリエント・エキスプレスに出向。1972(昭和47)年、(株)ジェットツアー(取締役)に出向。1974(昭和49)年、トラベルジャーナル旅行学院の設立に参画、取締役に就任。1975(昭和50)年、三和銀行に復職後、支店長や店頭営業推進センター初代所長などを歴任。1986(昭和61)年、三和銀行を退職。(株)エスエーサービス「プラザ21」を設立、代表取締役に就任。1987(昭和62)年、日本FP協会を設立、初代理事に就任。さまざまな役職を歴任後、1999(平成11)年、学校法人森谷学園・FP教育研究所を開設。現在、FP教育研究所・所長
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