内容説明
本書は金融業界の変化の具体的な有様はどうか、またそれらに金融機関はどのように対応しているのか、そして比較的健全な経営を行ってきた信用金庫はどのような姿勢で今後の推移に対処すべきかを、著者なりに求めたものである。
目次
進む金融再編成
異業種の銀行業参入
外資系金融機関の躍進
変わる保険業界
進展する資産運用業
高まるリテール指向
施行された金融商品販売法
ベンチャービジネスの興隆
新金融行政のの展開
預金保険法の一部改正とペイオフ凍結解除
変わる会計制度
求められる経営健全性
著者等紹介
楠本博［クスモトヒロシ］
昭３７年３月一橋大学経済学部卒業、昭３７年４月三井銀行入社、八重洲口支店、本店外国営業部、調査部経済調査課、本店営業部、人事部企画課、ニューヨーク支店、東京支店外国課を経る。昭５３年３月三井銀行退職。昭５３年４月近畿大学に勤務。昭５９年４月近畿大学教授。昭６３年４月八千代国際大学（現・秀明大学）教授、平成１３年６月大阪市信用金庫非常勤理事就任、現在に至る
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