内容説明
本書は、金融機関の周りでいま起こりつつある経営環境の変化とその意味、その中で金融機関が生き残りをかけて目指すべき方向性、またそのためにとるべき様々な方策などについて、日常の多忙な業務の中でひとときでも立ち止まって考えていただく際の道標となることを目指して書かれている。
目次
第1部 変革に直面するリテール金融産業(金融サービス産業をめぐる環境変化;リテール金融サービス産業の変化)
第2部 リテール金融サービス産業のあり方
(リテール金融サービス産業の未来;顧客中心主義への取り組み;変革のカギ)
第3部 リテール金融サービス産業の方向性(基調講演;パネルディスカッション;質疑応答)
著者等紹介
上野博[ウエノヒロシ]
日本総合研究所研究事業本部上席主任研究員。1958年生まれ。神戸大学経済学部卒業。欧州経営大学院(INSEAD)経営学修士課程修了(MBA)。住友銀行証券部を経て、’89年より日本総合研究所出向、経営戦略研究部、事業戦略研究部を経て現職。リテール金融サービス産業を中心に金融機関およびノンバンク向けに数多くの調査研究・コンサルティングプロジェクトを実施。主な著書に「金融リテール戦略」(’99年、共訳)、「よくわかるITソリューション」(2000年、共著)
藤田哲雄[フジタテツオ]
日本総合研究所調査部副主任研究員。1965年生まれ。東京大学大学院法学政治学研究科修了。住友銀行経済調査部、人事部を経て、’96年より日本総合研究所調査部出向、’98年より現職。金融・企業年金分野を中心とした調査研究を行っており、2000年4月~9月には日本経済新聞日曜版・連載「日本版401kと付き合う」(全26回)を執筆した。共著に「ビッグバン業務戦略」(’97年)、「金融リテール戦略」(’99年)、「Q&Aどうなる日本版401k」(’99年)
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