内容説明
昭和2年、金融界に衝撃の嵐が吹き荒れた。いわゆる金融大恐慌である。その中にあって、故一瀬粂吉翁は、当時の金融界の大混乱を目の当たりにし、銀行界の将来および当時の社会情勢、人心の乱れを憂い、警世の一文を隻語のかたちでまとめ上げた。本書は、金融界はもちろん、経済界をはじめ広く愛読される「金融マンのバイブル」であり、座右の銘である。
目次
銀行の経営
重役の責任
銀行家の生活と処世
行員の待遇および心得
銀行と顧客
不当競争
銀行と社会
預金および利息
貸出と貸越
手形・小切手・為替〔ほか〕




