目次
総論 斯波氏の動向と系譜
第1部 斯波義将の時代
第2部 斯波義重・義淳の時代
第3部 斯波義敏・義寛の時代
第4部 戦国期の斯波氏
第5部 斯波氏関係史料
著者等紹介
木下聡[キノシタサトシ]
1976年生。東京大学大学院人文社会系研究科博士課程単位取得退学。博士(文学)。現在、東京大学史料編纂所特任研究員・白百合女子大学非常勤講師(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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BIN
5
足利幕府の三管領の一角の割には他に比べて致命的に低い斯波氏について知りたいと思い、本書を手にとった。初期の頃に斯波義将というまともな人物が居た頃は良かったものの、その子の義重が凡人で、その子の義淳は足利義教と対立し、尋常でない方法をとったりしたので、ある研究者は先天性精神障害者扱いされるくらいの人物でしたが、まあそうでもなかったみたいです。義教は専制君主なイメージがありましたが、義淳が管領の頃は重臣たちを無視できなかったとは思ってもみませんでした。2019/02/24
rbyawa
1
g046、正直なところ今登録するまでシリーズタイトル名を意識しておらず、このシリーズはその後無事だったのだろうか…、と余計なことを心配しているのですが、なにがどうって真っ先に三管領の中から姿を消していた家で内容も非常に見慣れなくて難しい、ただまあ、室町幕府の研究でまず管領の家が触れられることすらそれほど一般的ではないということを考えると(数割触れてないです)、まあ、言ってもしょうがないことでもあるのかな。読んでて思ったのは、斯波氏ってこれ要するに足利と同族ってことでいいのかな? 意識したことなかったなぁ。2016/05/15
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