統計スポットライト・シリーズ<br> 統計学再入門―科学哲学から探る統計思考の原点

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統計スポットライト・シリーズ
統計学再入門―科学哲学から探る統計思考の原点

  • 森元 良太【著】
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  • 近代科学社(2024/09発売)
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  • サイズ A5判/ページ数 196p/高さ 21cm
  • 商品コード 9784764907072
  • NDC分類 417
  • Cコード C3341

出版社内容情報

本書では統計学の解析法を使って結論を引き出した後についてくる、「後ろめたさ」や「モヤモヤ感」が何に起因するのか、その要因を探っていく。「科学哲学」を使うことで、統計解析ソフトのブラックボックス化した中身について数式を極力使わずに詳述。統計学の背後にある思考の枠組みまで掘り下げ、より深く統計学を理解することを可能にしている。統計的な仮説検定まで学んできた読者の学び直し、そして統計を使い始めた初学者にとっても理解力の向上につながる充実の一冊。

内容説明

「あっ」と驚く実話の数々、「えっ」とのけぞる逸話の連続―数理の裏側と論理の背後に隠れていた真実は一体なんなのか?世に見られる“未熟なデータサイエンス”のカン違いを、ものの見事に卓袱台返しする快著。

目次

1 統計学を使うときに抱く後ろめたさ:帰納推論(統計学的推論の中核は帰納;帰納の諸問題)
2 帰納がもたらす後ろめたさへの対応策(ポパーの反証主義による対応策;ベイズ主義による対応策)
3 統計思考にまつわるモヤモヤ感:誤差論的思考と集団的思考(アリストテレスの自然状態モデル;誤差論的思考;集団的思考)
4 帰無仮説有意性検定を使うときに抱くモヤモヤ感:有意性検定と仮説検定(検定理論の繰り返される誤解と誤用;フィッシャー流の有意性検定;ネイマン‐ピアソン流の仮説検定;フィッシャー流の有意性検定とネイマン‐ピアソン流の仮説検定の違い)

著者等紹介

森元良太[モリモトリョウタ]
北海道医療大学准教授。2003年3月慶應義塾大学大学院文学研究科前期博士課程修了。2019年4月より現職(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー

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shin_ash

9
いわゆる統計的仮説検定についてモヤモヤしているところを整理して解説してくれている。フィッシャー流とネイマン・ピアソン流が混じってるとの噂は聞いていたが、webだと自己流解釈な説明に思えるし、しっかりした本はヘビーに思える。そう言う意味では手軽な分量で統計史を眺めながらどうなっているのか手っ取り早く解説してる。自分は実験計画法から入ったためか、どちらかといえばフィッシャー流の解釈をしていたことが自覚できた。本書を読んで改めて振り返ってもネイマン的な解釈はツールと言うよりコンサル的メソッドの持つ胡散臭さを感じ2024/09/22

rukaq

2
適宜原著を引用しながら、科学哲学を交えて統計学のモヤモヤの正体を深掘りしていく本。特に有意性検定と仮説検定の根幹にある考え方の違いが初めて理解できた気がする。仮説検定は便利だが、実はnullモデルとの比較でしかないから言えることは少ないよなーと思っていた。それよりもフィッシャー流の有意性検定で、一つ一つ仮説を棄却していって科学を進めていく方が良いのだろう。あと、統計学をひらいた異才たち を読んでから読んで正解だった。論争の背景がわかりやすい。やはり科学は人の営みなんだなぁと思った。2024/10/11

はひへほ

1
メモ。演繹、帰納。ヒュームの懐疑とグルーからのポパーの反証主義とベイズ主義。確率分布の捉え方の変化(誤差論的思考と集団的思考)。検定理論のフィッシャー流とネイマン・ピアソン流とそれらの混成。流れが整理できて良かった。キーワードの英語表記が書かれているのは地味に助かる。180ページ程の薄さで読みやすく、他の関連本を読む前の準備として良さそう。2025/07/15

S

1
統計学にある科学哲学思想の流れとか、フィッシャー vs ネイマンピアソンの対立などいまいち理解しきれていなかったのだが、この本はまさにそういうことを説明してくれている。とても面白かった。2025/05/10

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