出版社内容情報
P値の誤用を防ぐためには何が必要か?データの見方・扱い方の基本からP値を解説したわが国最初のテキスト(近代科学社調べ)P値をしっかり理解し、正しく適用する !
今日,P値は統計を使用する分野で日常的に使用されいるが、その使用には間違った理解のもと誤用される場合が増えている.特に医系分野ではデータの不確実性は深刻である.2016年にはUSA統計協会が,P値の間違った理解や誤用に対して注意喚起した.わが国でも2017年度統計関連学会連合大会で,P値の誤用や誤解に対して警鐘を鳴らしている.
本書は、このP値の誤用を防ぐためには何が必要か?データの見方・扱い方の基本からP値を解説したわが国最初のテキストである(近代科学社調べ).
1. 基本的事項
2. P値とは?
3. P値の誤用
4. P値の算出
5. 統計的推論と統計的判定:真の検定を求めて
6. サンプルサイズの決定
7. P 値と検出力
8. P 値の統合:メタアナリシス
9. 検定の多重性調整P値
柳川 堯[ヤナガワ タカシ]
著・文・その他
島谷 健一郎[シマタタニ ケンイチロウ]
編集
宮岡 悦良[ミヤオカ エツオ]
編集
目次
1 基本的事項
2 P値とは?
3 P値の誤用
4 P値の算出
5 統計的推論と統計的判定:真の検定を求めて
6 サンプルサイズの決定
7 P値と検出力
8 P値の統合:メタアナリシス
9 検定の多重性調整P値
著者等紹介
柳川堯[ヤナガワタカシ]
1966年九州大学大学院理学研究科修士課程(統計数学)修了。1970年同校理学博士。1975年オーストラリアCSIRO上級研究員。1977年米国立がん研究所客員研究員。1981年米国立環境健康科学研究所客員研究員。1982年ノースカロライナ大学準教授。1992年九州大学教授(理学部)。1993年国際統計教育センター(インド)客員教授。1996年九州大学大学院(数理学研究院)教授。2004年久留米大学バイオ統計センター所長、教授を歴任し現在、客員教授。日本計量生物学会賞(2005年)、日本統計学会賞(2007年)、日本計量生物学会功労賞(2011年)(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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