出版社内容情報
「計算折り紙」は「紙を折る」アルゴリズム、計算量などを研究。本書は入門書として折り紙パズルや演習問題を織り交ぜながら解説「折り紙」のアルゴリズム!
「計算折り紙」は近年大変注目されているコンピュータサイエンスの分野である。研究対象として、「折る」ことに対するアルゴリズム、計算量などを中心に置いている。その応用分野は大変広く、建築・宇宙工学・医療・分子生物学など多岐にわたる。
本書は、この「計算折り紙」の第一人者である著者が、折り紙パズルや演習問題を交えながら計算折り紙の最前線を解説していく。
「計算折り紙」に関心のある読者必読の書である。
第?部:展開図入門
1章:展開図の辺展開図
2章:展開図の基礎知識
第?部:展開図のアルゴリズム
3章:複数の直方体が折れる展開図
4章:(正)多面体の共通な展開図
第?部:折りのアルゴリズムと計算量
5章:折りのアルゴリズムや計算量とはなにか
第?部:発展問題
6章:ペタル型の紙で折れるピラミッド型
7章:ジッパー展開
8章:レプ・キューブ
9章:正4面体とジョンソン=ザルガラー立体との共通の展開図
10章:折りの判定不可能性
11章:演習問題の解答
上原 隆平[ウエハラ リュウヘイ]
著・文・その他
目次
第1部 展開図入門(展開図と辺展開図;展開図の基礎知識)
第2部 展開図のアルゴリズム(複数の直方体が折れる展開図;(正)多面体の共通な展開図)
第3部 折りのアルゴリズムと計算量(折りのアルゴリズムや計算量とはなにか)
第4部 発展問題(ペダル型の紙で折れるピラミッド型;ジッパー展開(zipper unfolding) ほか)
著者等紹介
上原隆平[ウエハラリュウヘイ]
1991年電気通信大学大学院電気通信学研究科博士前期課程情報工学専攻修了。同年株式会社キヤノン情報システム研究所研究員。1993年東京女子大学情報処理センター助手。1998年博士(理学)を電気通信学大学にて取得(論文博士)。同年駒澤大学文学部自然科学教室講師。2001年駒澤大学文学部自然科学教室助教授。2004年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科助教授。2007年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科准教授。2011年北陸先端科学技術大学院大学情報科学研究科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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