これからの10年で成長するリーディング業界を予測するルール―投資家目線で世界の動きを読み解く本

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これからの10年で成長するリーディング業界を予測するルール―投資家目線で世界の動きを読み解く本

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  • サイズ A5判/ページ数 287p/高さ 22cm
  • 商品コード 9784492733165
  • NDC分類 338.12
  • Cコード C3033

出版社内容情報

野村證券の人気セミナー講師が教える成長業界を予測する方法。世界から日本を見ると10年後に株価を上げる業界地図が見えてくる!

どうすれば株式投資で上手に資産を作ることができるのでしょうか。
それには、今、業績が良い業界ではなく、
「10年後のリーディング業界」を見つけ出すことが大切です。

社会の変化や人々のニーズをいち早く読み取り、
優れた技術開発や新しい商品開発で速い速度で成長を続ける成長産業は、
いつの時代にも存在してきました。
その中には必ず核になる企業があり、時代を牽引する役割を果たしてきました。

例えば、1950年代後半に「三種の神器」と呼ばれた
洗濯機・白黒テレビ・冷蔵庫を売り出した松下電器産業(現・パナソニック)です。
戦後の経済復興が本格化する中で、
豊かさを求める余裕ができた日本の家庭のニーズに合った商品を提供した同社は
時代の寵児となり、一気に株価を上げていきました。

その後も、日本の経済成長に伴う所得の上昇に合わせて、
マイカー時代を牽引したトヨタ自動車、
オーディオやカラーテレビで人気を博したソニーなど、
その時代のニーズを先取りする形でリーディング業界の旗手が現れました。

またインターネット社会の到来に照準が合ったヤフーや、
グローバル化の波に乗って国際分業体制をいち早く導入した
ファーストリテイリングの躍進は、よくご存じでしょう。

しかし、リーディング業界は、
時代や技術の進歩とともに入れ替わっていくものです。
今、業績を上げている企業が10年後もトップでいるとは限りません。

10年後に大きな果実を手にしたいと願うのならば、
10年後に時代のトップランナーとなっているであろう業界を、
今、見出す目を養うことが何よりも大切なことです。

そのために必要なことは、次の2つです。

●世界から日本を見る習慣
●4次元で将来を予測するスキル

この2つの視点を持つことで、大切な資産を安全に増やすことができ、
成長が期待できるリーディング業界が見えてくるのです。
これは、私が長い間つきあってきた世界の投資家が持っている視点です。
世界の投資家と日本の投資家の大きな違いです。
多くの日本に住む人は日本から日本を見ます。
しかし、世界の投資家は、世界から対象国や対象の業界・企業を見ているのです。

この本では、通貨、アジア、世界人口、IT、シェールガス、アベノミクスなど、
いま世界でホットなテーマを世界の投資家目線で解説します。
世界から日本を見てみると、10年後の業界地図が見えてきます。

第1章 ベニスの商人──本当に10年で株価が100倍になる業界があるの?
第2章 債券取崩国──通貨の力関係が変わると日本はどうなる?
第3章 世界経済の中心──アジアが成長すると日本はどうなる?
第4章 人口増加──世界の人口が90億人を超えると日本はどうなる?
第5章 フラット化する世界──ITで世界がつながると日本はどうなる?
第6章 シェール革命──新しいエネルギーが増産されると日本はどうなる?
第7章 欧州の衰退──ユーロ圏で政情不安が広がると日本はどうなる?
第8章 チャイナ・リスク──中国の経済成長が停滞すると日本はどうなる?
第9章 成長戦略──アベノミクスの三本の矢で日本はどうなる?
第10章 火の鳥・日本──世界から日本を見ると未来は明るい!

【著者紹介】
池上 浩一(イケガミ コウイチ)
野村ホールディングス(株)シニア・コミュニケーションズ・オフィサー
野村ホールディングス(株)コーポレート・シティズンシップ推進室シニア・コミュニケーションズ・オフィサー。1979年一橋大学社会学部卒業、同年野村證券(株)入社。ロンドン大学に留学後、外国人投資家向けのアナリストに。上場企業の資金調達や財務アドバイスを担当。1998年法人開発部長。2000年IR室長。2004年に野村証券グループ本部の広報部長兼宣伝部長。2006年7月から現職。2011年1月に名古屋大学客員教授。年間200日、全国各地を飛び回り投資セミナーの講師として活躍。その解説は初心者にもよくわかると好評を博している。

内容説明

世界の投資家目線で日本を見ると10年後の業界地図が見えてくる!通貨、アジア、世界人口、IT、シェールガス、アベノミクス…年間3万人のセミナー参加者がよくわかると絶賛した講義内容がこの1冊に!野村證券の人気セミナー講師が教える個人投資家のための業界予測術。

目次

第1章 ベニスの商人―本当に10年で株価が100倍になる業界があるの?
第2章 債権取崩国―通貨の力関係が変わると日本はどうなる?
第3章 世界経済の中心―アジアが成長すると日本はどうなる?
第4章 人口増加―世界の人口が90億人を超えると日本はどうなる?
第5章 フラット化する世界―ITで世界がつながると日本はどうなる?
第6章 シェール革命―新しいエネルギーが増産されると日本はどうなる?
第7章 欧州の衰退―ユーロ圏で政情不安が広がると日本はどうなる?
第8章 チャイナ・リスク―中国の経済成長が停滞すると日本はどうなる?
第9章 成長戦略―アベノミクスの三本の矢で日本はどうなる?
第10章 火の鳥・日本―世界から日本を見ると未来は明るい!

著者等紹介

池上浩一[イケガミコウイチ]
野村ホールディングス(株)コーポレート・シティズンシップ推進室シニア・コミュニケーションズ・オフィサー。1979年一橋大学社会学部卒業、同年野村證券(株)入社。ロンドン大学に留学後、外国人投資家向けのアナリストに。1998年法人開発部長。2000年IR室長。2004年に野村証券グループ本部の広報部長兼宣伝部長。2006年7月から現職。2011年1月に名古屋大学客員教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。

感想・レビュー

※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。

Shinya

15
大きなテーマは分散投資で資産を守る、だと思う。 そのために日本だけを見るのでなく、世界に目を向けること。 本書では、シェールガスや世界の経済成長や中国についてなど、幅広く分散投資の対象となるものを紹介している。2017/12/20

Kei

15
後輩に借りた本。著者が大学に講演をしに来て、そこで感銘を受けたのだそう。本の内容としては、かなり簡単で初歩的だが、自分は中国の事があまり分かっていなかったので、勉強が必要だと思った。アベノミクスや将来の日本の展望についてはかなり楽観的。自分も日本がそうあって欲しいなとは思うが、これから大変だと思う。タイトルは予測するルールとなっているが、内容が初歩的であるため、予測のためのきっかけを与えているに過ぎないと思う。実際に講演を聞いてみたいと思った。2016/11/16

doi

14
【2回目】不健全なインフレ「海外工場に生産を受注→輸入が増える→借金が増える→国債が増える→格付けが下がる→金利は上がる」//これから増える中間層は、衣食住・サービス・医療・教育・娯楽への消費が多い//アメリカでシェール革命→米軍が中東から撤退→中東が不安定に→石油価格の乱高下→輸入に頼っている日本が弱いイメージ→日本円が弱い→円安//ギリシャ危機→ユーロ暴落→ドイツの輸出産業が強くなった//人件費の安い地域探し=中国→その他アジア→アフリカ→ロボット!?!?2016/03/30

DAdadaDAI

9
(途中下車)シェール革命についての記述だけ先読み。ガスや化学セクターがこれから伸長しそう。また、それらに関連するプラント建設や造船業界にも明るい兆しが、という予想は海賊と呼ばれた男を読了した今、納得できる。2016/02/16

doi

8
内定先から貰った本。個人投資家向けの経済解説書。【内容】[1章]分散投資[2章]日本円の弱さ[3章]アジアの展望[4章]人口[5章]IT化[6章]シェール革命・エネルギーと地域間の争い[7章]欧州の衰退・何故ユーロ圏が落ちてもドイツは大丈夫なのか[8章]中国・不動産バブル・日本への影響[9章]アベノミクスの[10章]日本が勝ち残る戦略について【感想】6,7章は本当に参考になった。他は微妙。【不満点】『2割強を占める→4人に1人を超える』(p105)とあるが、変な表現をせずにストレートに書いて欲しかった。2015/10/12

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