出版社内容情報
情報に基づく複雑性を主題として,金融計算の例を挙げながら紹介.その基礎の確率的シミュレーションに関する数学理論を詳述.
内容説明
Information‐based complexity(IBC、情報に基づく複雑性)を主題として、金融計算の例を挙げながら紹介する。また、その基礎となっている確率的シミュレーション(モンテカルロ法)に関する数学理論を詳述している。
目次
第1部 ランダマイゼーション(二つの具体例;一様乱数の生成)
第2部 デランダマイゼーション(ディスクレパンシー理論の背景;幾何ディスクレパンシー)
第3部 IBCと高次元積分(金融計算と高次元積分;理論構築の試み;ひとつの未解決問題)
著者等紹介
手塚集[テズカシュウ]
1979年東京大学工学部計数工学科卒業。1981年東京大学大学院工学系研究科修士課程修了。1986年論文により工学博士(東京大学)。1982年~2005年日本アイ・ビー・エム東京基礎研究所研究員。2005年九州大学数理学研究院教授。九州大学マス・フォア・インダストリ研究所教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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