量子力学の数学理論―摂動論と原子等のハミルトニアン

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量子力学の数学理論―摂動論と原子等のハミルトニアン

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  • サイズ B5判/ページ数 456p/高さ 25cm
  • 商品コード 9784764905450
  • NDC分類 421.3
  • Cコード C3042

出版社内容情報

量子力学の発展に尽くされた数学者、加藤敏夫先生の遺品の中から大学ノート5冊分の未発表原稿が見つかった。この原稿を、黒田成俊先生(東京大名誉教授)が適宜注を入れながら書き起こしたのが本書である。岡本久先生(学習院大教授)、中村周先生(東京大教授)による現代的解説も収録。加藤先生の偉業が知れる一冊である。

内容説明

遺品のノート5冊に記されていた、戦後発表され世界をリードした研究の「原石」を完全復元。

目次

第1章 Hilbert空間とOperator
第2章 変数分離の理論
第3章 Reducibility
第4章 Minor Operatorの理論
第5章 Minor Perturbation(第一種)
第6章 原子(分子、イオン)のHamiltonianの研究
第7章 一般の第一種摂動論
第8章 運動方程式
第9章 第二種の摂動論
補遺

著者等紹介

加藤敏夫[カトウトシオ]
1917年‐1999年。1941年東京帝国大学理学部物理学科卒。1943年東京帝国大学理学部大学院満期退学。1943年東京帝国大学理学部助手。1951年東京大学理学部助教授。1951年理学博士。1958年東京大学理学部教授。1962年California大学Berkeley校教授。1988年California大学名誉教授。1960年度朝日賞受賞

黒田成俊[クロダシゲトシ]
1932年生まれ。1960年東京大学大学院數物系研究科博士課程修了、理学博士。東京大学名誉教授、学習院大学名誉教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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