出版社内容情報
グラフ・ネットワークアルゴリズムの背後に横たわる数理を,例題と図を多用し,直観的なイメージで思考を巡らせながら理解できるネットワーク・人工知能の基礎となるグラフ・ネットワークを学ぶ
グラフ・ネットワークアルゴリズムの背後に横たわる数理を,例題と図を多用して,直観的なイメージを抱いて思考を巡らせながら理解できるよう,配慮.また,ほとんどのアルゴリズムにC言語によるプログラムを与え,出力結果を確認できるようにしている.さらに,各章での内容を効果的に復習できるように,章末の演習問題とともに多くの問題でその解答例を付している.
また,著者の『アルゴリズムの基礎とデータ構造:数理とC プログラム』の続編でもある.
アルゴリズムの基礎を学んだ読者が,より有用性のあるグラフ・ネットワークアルゴリズムを習得するためには必携の良書である.
1.グラフ表現のデータ構造
2.グラフ探索のアルゴリズム
3.有向グラフの強連結成分分解
4.トポロジカルソートと最長パス
5.オイラーグラフと一筆書き
6.二部グラフの最大マッチング
7.最短パス
8.全点間の最短パス問題
9.最小全点木
10.最大フローと最小カット
11.Dinic の最大フローアルゴリズム
12.需要付きフローと下界付きフロー
13.最小費用フロー問題
14.フロー問題の線形計画問題定式化
浅野 孝夫[アサノ タカオ]
中央大学 教授
目次
グラフ表現のデータ構造
グラフ探索のアルゴリズム
有向グラフの強連結成分分解
トポロジカルソートと最長パス
オイラーグラフと一筆書き
二部グラフの最大マッチング
最短パス
全点間の最短パス問題
最小全点木
最大フローと最小カット
ディニッツの最大フローアルゴリズム
需要付きフローと下界付きフロー
最小費用フロー問題
フロー問題の線形計画問題定式化
著者等紹介
浅野孝夫[アサノタカオ]
1977年東北大学大学院工学研究科電気及通信工学専攻、修了(工学博士)。東北大学工学部通信工学科助手。1980年東京大学工学部計数工学科講師。1985年上智大学理工学部機械工学科助教授。1992年中央大学理工学部情報工学科教授(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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