出版社内容情報
big>奈良先端科学技術大学院大学―情報科学の限界突破への取組み!―
シンギュラリティは数学用語「特異点」と訳されているが,近年、科学技術一般用語として「技術的特異点」としても用いられている.本書は,これを「現在の技術による限界点」ととらえ,奈良先端科学技術大学院大学の情報科学分野の50名超の研究者が総力をあげて,様々な研究分野における「限界点」を示し,その点に近づき突破するための研究チャレンジをまとめたものである.
目次
1 計算機科学における限界点(クラウド社会の限界突破;ネットワークとシステム構築の限界突破;計算機構の限界突破)
2 メディア科学における限界点(センシングの限界突破;知能の限界突破;リアリティの限界突破)
3 システム科学における限界点(数理・制御の限界突破;生活支援技術の限界突破;ライフサイエンスの限界突破)