出版社内容情報
ロボット技術の研究・開発・利用技術者必携!!
日本では従来からロボットの研究開発が盛んであったが、その進歩は、ともすれば部品や材料・機械設計・コンピュータソフトによるものと捉えられ、ロボットに必須の「制御技術」が見逃されがちである。
そこで、ロボットを思いどおりに動かすために必要な制御技術を知り、ロボットを使えるようにするために、ロボットの制御に特化した領域を「ロボット制御学」と名づけ、実際に、研究・開発に従事している約210名の著者が、なぜロボットに制御が必要なのか？ から始まり、モデリング→設計→実装まで一連の流れを理解し、実践できるようになることを目的にまとめ上げた。その範囲は，一般的なロボットの範疇を超え，農作業支援、建築・土木作業支援、健康・介護・リハビリ支援、医療支援、災害対応支援、宇宙開発支援にまでおよぶ。
まさに、ロボット技術を実用化しようとしている研究・開発・利用技術者には、必携のハンドブックである。
内容説明
ロボットを思いどおりに動かすための制御技術を集大成！なぜロボットに制御が必要なのか？から始まり、モデリング→設計→実装まで一連の流れを理解し、実際に動かすことができるよう構成。２００名を超える執筆陣。
目次
導入編（ロボット制御へのいざない）
基礎編（力学モデリング；センサ・アクチュエータ系のモデリング ほか）
実装編（ロボットアーム；ロボットハンド ほか）
展開編（健康・介護・リハビリテーション支援；農作業支援 ほか）
総括編（ロボット制御の歴史と未来）
感想・レビュー
※以下の感想・レビューは、株式会社ブックウォーカーの提供する「読書メーター」によるものです。
absinthe
26
今の仕事が自動運転なのだが、論文調査を広範に行うことになった。仕事用だが会社の金でなく、自費で購入。とにかく調べ物で必要だった。だが、各章末の論文リストはあまり広範ではなく偏っており、一部の著者の論文ばかり出てくるところがある。2018/11/28
