内容説明
NetCommonsを導入している、あるいは導入を検討中だけど、実現できることがイマイチわからない…。本書は、そんなあなたに具体的な活用イメージとサイト構築に必要なNetCommonsの特長をつかんでいただくための指南書です。20の実例のなかから、あなたの環境にあった使い方を見つけ出し、その具体的な設定方法などを身につけましょう。
目次
第1部 NetCommonsの活用イメージをつかむ(一般公開用ウェブサイトとして使う;グループウェア(非公開会員制サイト)として使う
教育の場面(e‐ラーニング、情報モラル教育)で使う
見えない絆となる安心・安全な情報基盤として使う)
第2部 NetCommonsの理解を深める(NetCommonsはなぜ生まれたか;情報管理のルールを決める;NetCommonsで「人」と「場」を設定する;ここはおさえたい!NetCommons人気モジュール)
著者等紹介
新井紀子[アライノリコ]
東京都出身。一橋大学法学部およびイリノイ大学卒業、イリノイ大学大学院数学科修了。博士(理学)。現在、国立情報学研究所社会共有知研究センター長、同情報社会相関研究系教授。専門は数理論理学(証明論)・知識共有・協調学習・数学教育。2001年より、教育機関・公共機関向けの情報共有基盤システムNetCommonsの開発を開始。2005年よりNetCommonsをオープンソースとして公開。現在、3000を超える機関でポータルサイトやグループウェアとして活用されている。また、中高生のためのネット上の遊び場「e‐教室」を設計、主宰している。日本数学会教育委員会委員長、日本数学協会幹事を務める
平塚知真子[ヒラツカチマコ]
筑波大学発ベンチャー企業株式会社エデュケーションデザインラボ(EDL)代表取締役。特定非営利活動法人コモンズネット理事。NetCommons操作インストラクターを育成、認定する一般社団法人みらいウェブ推進協会理事長。2003年から2006年まで国立情報学研究所新井紀子研究室に研究支援員として所属、NetCommons導入支援に携わる。起業後もNetCommonsエバンジェリストとして導入から環境支援、運用支援を継続。自身NPO法人の代表を経験する等コミュニティ活性化のための情報発信・情報共有コンサルティングが得意
松本太佳司[マツモトタカシ]
NPO法人コモンズネット副理事長。メインフレーム、UNIX、Windowsをインフラとするシステム開発を数多く経験する。2006年よりNetCommonsプロジェクトに参画しNetCommonsの普及活動を行っている(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
※書籍に掲載されている著者及び編者、訳者、監修者、イラストレーターなどの紹介情報です。