出版社内容情報
初版から30年、時代に合わせて改訂を続けてきたソフトウェア開発の指南書の第5版。アジャイル開発や最新テスト技法を追加。
目次
情報システム開発の現状と問題点
情報システム開発工程
構造化分析
データフローダイアグラム(DFD)
エンティティリレーションシップダイアグラム(ER図)
オブジェクト指向開発
構造化設計
複合設計
画面設計
データの正規化
構造化プログラミング
トップダウンテストとボトムアップテスト
テストケースの設計
ウォークスルー/インスぺくション
著者等紹介
國友義久[クニトモヨシヒサ]
元大阪成蹊大学現代経営情報学部現代経営情報学科教授。1961年東京都立大学(現首都大学東京)工学部電気工学科卒業、理研工学(現リコー)(株)を経て1964年日本IBM(株)入社、SE、システムサイエンスマネジャー、研修主管、研修コンサルテーションプログラム担当などの職種を歴任、1994年長野大学産業社会学部産業情報学科教授、2003年大阪成蹊大学現代経営情報学部現代経営情報学科教授、2008年3月退職。IBM時代から、情報システム開発関連の業務に従事、日本にソフトウエア工学を初めて紹介した草分けの一人(本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたものです)
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感想・レビュー
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オザマチ
12
網羅的だが、応用情報の教科書などで学ぶよりはよほど説明が丁寧。2021/01/03
ころすけ
0
読んだのは第二版。昭和58年のバージョンらしい。職場のプログラムの書き方があまりにも非効率な一方、妙に統一されてるから、大昔の流行が引き継がれているのだろうと予想し、古い本を探してみた。概ねビンゴ。相当に古い本書だが、思想は現代でも使えそうなものが多い。ただ、実装・設計のサンプルは相当古臭い。現代ではそんなコーディングしないし、そういう設計もしないと感じる部分が多々ある。しかし、それを引き継いでる現場もあるわけで、歴史を知るというのは大事だなと感じた一冊。2015/06/28
かがりん
0
素晴らしい。システム開発で必須のノウハウがコンパクトかつ体系的にまとめられている。著者のシステム開発への深い考察と経験を垣間見ることができる。 何度でも読み直そう。2024/04/05